先日、鎌倉にあるカトリック雪ノ下教会で行われた、「追悼・復興祈願祭」に参加してきました。
ココは、何を隠そうワタクシとカミさんが結婚式を挙げた教会でもあります。
この日は、鎌倉にあるあらゆる教会・寺院・神社の宗教者が集まり、合同祈願を行いました。
こういうことを宗教の壁を超えて行える、改めて日本という国の良さを実感した1日でも
ありました。
先日、鎌倉にあるカトリック雪ノ下教会で行われた、「追悼・復興祈願祭」に参加してきました。
ココは、何を隠そうワタクシとカミさんが結婚式を挙げた教会でもあります。
この日は、鎌倉にあるあらゆる教会・寺院・神社の宗教者が集まり、合同祈願を行いました。
こういうことを宗教の壁を超えて行える、改めて日本という国の良さを実感した1日でも
ありました。
投稿情報: 22:54 カテゴリー: 東日本大震災について, 鎌倉散歩 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
先日、とある中学校の脇を通っていた時、懐かしい合唱の歌声が聞こえてきて、
思わず聴き入ってしまいました。
曲は「大地讃頌」という曲で、恐らく大抵の人が聞いたり実際歌ったことがあると思います。
最初は郷愁感からすごく懐かしい~という感情が先走りましたが、
よくよく聴くと、素晴らしいメロディと歌詞であることに気づき、不覚にも
涙が出そうになりました。
母なる大地のふところに
我等人の子の喜びはある
大地を愛せよ
大地に生きる
人の子ら
その立つ土に感謝せよ
こんな感じの歌詞です。
ちょうどYouTubeに中3の合唱曲があったので、良ければ聴いてみてください。
僕らは地球に生かされている。
地球の上では、あらゆる生命体は生かされているという意味では平等の存在で、上も下もない。
しかし人間という生き物は、その生かされているはずの地球を、あらゆる手段で汚しているような気がする。
そしてあらゆる生命体の頂点に君臨するが如く傲慢に振舞っている。
ついには生命体が存在することの出来ない汚染された土地を作ってしまった。
なのにまだ性懲りもなく同じことを繰り返そうとしている。
東日本大震災から2年が経ちました。
個人的には、未だ手のつけられていない、福島の状況がとても気になります。
自分の出来ることをやろう。
自身の忙しさを言い訳にせず、いろいろな形で支援する方法はあるはず。
どんな小さなことでも実践し、継続していこう。
写真は石巻で、被災しボッキリと折れた樹に、健気にも咲いた桜です。
まるで被災した人たちを元気づけるように。
投稿情報: 04:06 カテゴリー: 東日本大震災について | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
あの日から1年が経ちました。
早いなぁというのが実感です。
最近、ニュース番組等で被災された方のその後の状況が報道されていますが、
出口の見えない悲しみに暮れている方々を見ると、何とも言いようのない
やるせなさを感じてしまいます。
私自身がどうのこうの言える身分ではなく、それ自体がおこがましいのですが、
それでも頑張って生きて欲しいと願うばかりです。
平穏な場所で暮らしていると、いつのまにか自分の周囲しか見えなくなり、
日常に流されて時間だけが経っていく。
これはイカンです。
自分ができることを日々精一杯やる、1日、1日を一生懸命頑張る。
常に自分に自問自答しながら生きていきたいものです。
昨年は被災地ボランティアを初めて経験しました。
特に4月から5月にかけて行った石巻の印象は強烈で、
恐らく人生で忘れられない記憶になりそうです。
最初に石巻で撮った写真がいくつかあり、今回1年経つということで
一部掲載しようと思います。
自分を行かせてくれた家族や周囲の社会に感謝したい。
思いも新たに、今年も自分ができることをやろう。
投稿情報: 17:06 カテゴリー: 東日本大震災について | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
今月の上旬にまた石巻へボランティアに行ってきました。
今やっている仕事の忙しさにかこつけて、なかなか行けずにいたのですが、
半ば強制的に都合つけて行ってきた感じです。
私が以前行った4月~5月の頃は、街中は瓦礫だらけで被災した車も放置され、
道路脇には土嚢やゴミが積まれ異臭を放っていたという状況でしたが、
現在は街中からは瓦礫が取り除かれ放置車もなく、一見道路も綺麗で、
半年余りでよくぞここまで綺麗にしたなあと感心してしまいました。
しかし作業場に向かうため、バスで港近くに出ると様子が一変しました。
壊れた家屋が目立ち始め、全壊地区まで行くと逆に壊れた工場や家屋を撤去した後の
空き地も出てきて、その空き地に瓦礫や被災した車がおびただしい量で集積されてました。
作業については、前回はひたすら個人宅や商店の泥かきだったのですが、
今回は港近くの水産加工工場で、水没し泥だらけになった機械などの洗浄を行いました。
いや~とにかく寒いし、ずっと水を大量に使うので全身びしょ濡れになるしで、
作業自体は結構大変でした。
ただ前回はハリキリ過ぎて手首が腱鞘炎になりましたが、今回は手首もってくれてヨカッタ(笑)
今回も何人か地元の方々とお話できました。
特に水産加工会社の社長さんのお話が興味深かったです。
石巻には200を超える水産加工会社があるのですが、まだ再開できたのは
その1割にも満たないらしいです。
社長さんの会社は被災してしばらく営業もできず、やむにやまれず大事にしてきた
社員を80名解雇したとのこと。
そしてやっと再開できて、また20名ほど雇うことができたとおっしゃってました。
しかしその過程の中で、自分にとって一番大事なものは何か、よくわからなくなったとも
話されました。
社長さんのところは、もちろん水産加工商品が主力なのですが、とにかく工数はかかるが
丹精込めて商品を作っているとのこと。
しかし周りを見れば、生産性、効率化優先で、利益ばかり追い求めた使い捨てのような
商品が氾濫している。
社長は服飾のステッチの数や、食パン製造などわかりやすく例を挙げて説明されました。
大消費時代で、周囲にはモノが溢れ、開発競争で商品はどんどん入れ替わり使い捨てられていく。
もちろん利益を追い求めるのは企業であるがゆえ当然のことで、そのお金で暮らしが豊かになり
経済は回っていく。それ自体は必要なことで否定はしない。
しかし本当に何でも利益優先、お金が一番という考え方でいいのか?
社長さんは話を聞いている人に、あなたにとって何が一番大事?と質問されてました。
もちろんこれに正解はない。
そして社長さんも、いまだに何が大事なのか考えているし探していると話されてました。
ただとにかくお金、利益が優先される状況はおかしいとも。
会社はおろか自分の家族も被災し、ある意味地獄の中で活路を見出そうとしている社長さんの
お話は、遠く離れた場所で偉そうなことばかり話している人々に比べ強烈な説得力がありました。
あと地元の方々の心配としては、東京、首都圏の方々は次第にこの震災のことを忘れ始めて
いるのではないかということでした。
そうでなくとも最近ニュースから被災地の情報が減りつつある。
なのでボランティアに来た方々は、是非戻ったら被災地の状況を伝えていってほしいとも
おっしゃってました。
ワタシも今までは、被災地のことを周囲の人々へベラベラと話すのは憚られる思いがあり、
ごく親しい方々にしか伝えてませんでした。
ただこれからはなるべく話していきたいなぁと考えてます。
あとまだまだ被災地では継続的な支援が必要な状況ですね。
とりあえず今年ワタクシが参加したNGOピースボートのサイトを以下に記します。
参加費何と1000円で、新宿~石巻往復バス、宿、食事をまかなってくれます。
土・日のみの短期ツアーもやっているので、興味ある方はサイトご覧になってみて下さい。
(自分で現地の社会福祉協議会に行くより、ムダなく効率的に活動できます)
ワタクシも本当に微力ながら、今後も継続して支援活動していきたいと思ってます。
こんなデクノボーでもお役に立てれば…
投稿情報: 15:30 カテゴリー: 東日本大震災について | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
石巻へ行って驚いたのは、外国人ボランティアの方々が予想外に多くいたこと。
失礼ながら外国人の方々は、ほとんど自国に帰ってしまったんじゃないかと思ってマシタ。
僕の住む湘南でも、震災前は鎌倉観光に来る外国人観光客がワンサカいたのですが、
今や数えるほどに減ってしまってますからね。(一時は全くいなくなっていた…)
でも嬉しいですなぁ。
放射能騒ぎをものともせず、他国の被災地まで入って助けてくれるんですから…
論点は少々ズレますが・・
つい最近まで利益徹底追求の組織集団にいて、自分自身も資本主義社会にいる限り
利益上げてナンボじゃと思っていたのですが、このところ強いギモンを持つようになってきました。
お金なんて、生きていける程度のものがあれば十分じゃないかと。
日本のGNPが中国に抜かれたと一時話題になってました。
日本の経済力が落ち、国力が衰退しているという見方もあります。
でも僕はそうは思わないデス。
逆に日本は、もう一つ上のレベルに行く段階に来ているんじゃないのか?
もう一度イチバンの日本へとかナントカ訴えた政党がありましたが、
イチバンはイチバンでも、心・精神・内面の豊かさでイチバンになりたいもの。
物質的にはもう十分豊かな国でしょ。
今何万人というボランティアが被災地で活動しているらしいですが、
ボランティアの活動は利益とかGNPとか関係ないスよね。
誤解を恐れずに言うと、果てしない利益・欲望の追求の結果の一端が
この度の放射能事故ではないかと思ってるくらいで、もういい加減気づくべきでは?
と、ナマイキな発言はこのくらいにして…(笑)
石巻へは観光に行ったわけではないので、写真撮影は最低限に抑えてました。
ただ何か希望を感じる絵があればと常にコンパクトカメラは携帯し、
休憩時間などにちょこっと撮影しましたので、ほんの少しですが掲載しますね。
石巻はちょうど桜の咲く季節でしたよ。
■Panasonic LUMIX LX3
投稿情報: 23:37 カテゴリー: つぶやき・・・, 東日本大震災について | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
石巻でのボランティア活動から、先日無事帰ってきました。
行く前は正直不安な部分もありましたが、やはり行ってよかったです。
作業自体は7日間で行き帰り含め9日の日数でしたが、とても中身の濃い
時間を過ごすことができました。
何百人ものボランティアを抱えながら、効率的な運用を行ってくれた
ピースボートスタッフの方々にまず感謝したいですね。
わずか1ヶ月の間に組織体制を作り、大きな事故なく運用を行いながら、
ボランティアが少しでも快適に活動できるよう、いろいろと努力して
くれる姿には頭が下がる思いでした。
現地では6人一組のチームで活動しました。
今回はそのチームメンバーが皆気持ちの良い人ばかりで、本当に良い環境の中で
作業できたなと思っています。
作業自体は、基本的に泥をひたすらかき出し、土嚢に詰めて運ぶことの繰り返し。
完全な肉体作業で、後半にきて右手首が腱鞘炎にはなりましたが(これも情けない…)、
夜10時に寝て翌朝6時に起きるという健全な生活のためか、疲れることもなく元気に作業できました。
あとやはり地元の方々からの感謝の言葉。
自衛隊や警察の方々からの挨拶。
これら一つ一つが力を与えてくれたと思います。
とは言ってもまだまだ復興作業は始まったばかり。
現地に行ってわかりましたが、ボランティアの役割がすごく重要です。
瓦礫撤去など大規模作業は自衛隊、インフラ整備は電気・ガス・公共事業の方々、
警備は各県の警察応援の方々中心ですが、商店や個人宅の清掃作業はそれぞれ
被災者自身で行わざるをえず、特に年老いた方では十分に対応できません。
ようするにボランティアの労働力が必要不可欠な状況です。
なので出来る限り私自身もまた被災地に行くつもりです。
一応生活があるので仕事のメドをつけた上で。
もし今後ボランティアに行きたいという方がいらっしゃったら、単独で行かずに
とりあえず現地で活動実績をあげているNGOやNPO団体に帯同されることをお勧めします。
単独で行く場合も、必ず現地の社会福祉協議会に連絡し状況を確認した上で赴いて下さい。
せっかく現地に行くのなら、ムダなく効率的に動かないともったいないですから。
一応私が参加したNGOピースボートの案内は以下になります。
→ピースボートインフォメーション
投稿情報: 00:08 カテゴリー: つぶやき・・・, 東日本大震災について | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
投稿情報: 12:59 カテゴリー: つぶやき・・・, 東日本大震災について, 鎌倉散歩 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
ニュース番組などで、震災の被害に遭った子供たちが笑顔で将来の希望や夢を話すシーンを
見たりすると、こちらも何か心が明るくなりますね。
そしてその希望のほとんどが、将来人の役に立ちたい、支えていきたいという部分で共通性を持っています。
これはスゴイことだと思います。
この子たちが大人になったら、今よりも明るく住みやすい社会を作ってくれそうだ…
素直にそう思いますね。
対して自分のガキの頃はどうだったか?
小学校の頃はありがちな野球選手。「プロは無理としても甲子園には行きたい」などと
高いレベルで妙に現実的思考(苦笑)
しかし高校に野球部はなくアッサリあきらめ、まあとりあえず勉強して大学行くべ、
それから先はまあサラリーマンかなぁ?程度の何ともお気楽で平和な流れ。
少なくとも自分のいた環境をアタリマエと考え、周囲に対する感謝の心などほとんど
持っていなかった…
いやはや何とも恥ずかしい…
写真は鶴岡八幡宮の牡丹園の風景です。
鶴岡八幡宮自体はいつも人がいっぱいですが、牡丹園は有料(500円)のせいか
人がグッと少なくなり、落ち着いてその風情を楽しめます。
なかなかオススメですよ。
ところでこの前新聞に、作家の宮部みゆきさんの寄稿文が出てました。
彼女が最近読んだ本で、「中途半端な悟りは人生の猛毒」という言葉に強く感銘を受けたということです。
体が動くうちは、いい年して何やってんだくらいなこと言われていきたいとも。
これには私も強く共感を覚えました。
たかだか人生何十年か生きたところで、一体何が分かったっていうんでしょうかね?
ちっぽけな限られた経験値で先が分かったように考え、せっかくある可能性を否定したり諦めたりしてないか?
ホント、「あいつはいい年して何やってんだ」と言われ続けるような、
ある意味バカ人間でいたいと思いますね。
(すでに言われているという説もアリ・・・笑)
まあとりあえず、元気良くいきましょう!
投稿情報: 04:34 カテゴリー: 東日本大震災について | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
先日の新聞に、震災で救助に当たっている米軍の空軍大佐の記事が載ってました。
仙台空港へ着陸直前に発見したらしいのですが、浜辺に木が並べられ「ARIGATO」と
記されていたそうです。
上空から、数メートルの長い木を引きずって歩く人を見たとも。
その大佐は、震災でそれどころではないはずなのにわざわざ苦労して感謝の意を表すその行為に、
いたく感動したということです。
私もその記事を読んだ時、何て粋なことをするんだろう!とチト涙が出そうになりました。
震災直後から外国の救援隊も多数来てくれましたが、ある国の救援隊の宿営地に
「お疲れ様、皆さんで食べてください」とわざわざ握ったオニギリを届けた被災者もいたらしいです。
地震直後で自分たちこそ食べるものがほとんどない時に!
日本人って、ホント素晴らしい人間性を持っている国民だと思います。
その日本人の愛する桜が全国で咲き始めました。
私も先週の日曜日、ちょうど満開の桜を見に鎌倉を散歩しました。
写真は鶴岡八幡宮の源氏池の周囲に咲く桜です。
特に今年の桜には、「咲いてくれてありがとう!」と感謝したいですね。
投稿情報: 02:18 カテゴリー: つぶやき・・・, 東日本大震災について, 鎌倉散歩 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
久しぶりの更新となりました。
当面遠出を自粛していた関係上、
旅先の写真がメインの当ブログも、必然的に休業状態となっておりました。
お休み中にも多数のアクセスを頂き、この場を借りてお礼申し上げます。
(拙ブログでは多い300アクセス超が続いたのでチト驚いてます)
これより再開し、また駄文と稚拙な写真ではありますが、
見て頂ける方が何かしら元気になるようなものを提供していければ…と思っています。
よろしくお付き合い下さい。
しかしながら遠出はしないと言っても、ここは近くに鎌倉という素晴らしいところがあるので幸せですな。
ちょこちょこと散歩はしているんですよ。
当分鎌倉で春を感じさせる写真をご紹介していきますね。
ところで…昨年樹齢800年を超える鶴岡八幡宮の大イチョウが、
強風で根元からボッキリ折れて倒れた事件は、皆様記憶に新しいと思います。
なんとその日は昨年の3月10日で、あの地震の日のほぼ1年前だったんですね。
地震後の混乱ですっかり忘れてましたが、
果たしてあの大イチョウはどうなったんだろうかとチト見に行ってきました。
大イチョウはしっかり生きてました!
老木だから再生は難しいと言われてましたが、
ご覧の通り、無数の枝が生えてきています。
スゴイ生命力だ!
当然以前のような大木に育つには、まだまだ復活再生途上。
しかしこの状況、まさに今の日本と同じ。
けなげに生きるこの樹は、逆に我々を励ましてくれているようです。
よーし、お互い頑張りましょう!
投稿情報: 02:28 カテゴリー: つぶやき・・・, 東日本大震災について, 鎌倉散歩 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| リブログ (0)
最近のコメント