さて前回の続き。
編笠山から青年小屋へと
下りましたが、その時点で
午後2時。
そこから再び権現岳へと
登り、三ツ頭へ縦走し、木戸口
方面へ回って観音平まで
下る形をとると、マップ上の
コースタイムで合計6時間。
ということは、何とゴールの
観音平に着くのは夜の8時。
う~ん、一瞬迷いましたが、
今回の目的の一つは、
夏の北アルプス登山に
向けたトレーニングでも
あるので、ゴール目標時間
を夕方の6時まで着として、
再び出発~!
さてさてどうなることやら・・・
編笠山から30分ほど下ると
青年小屋に着きます。
遠い飲み屋とは
イカしてます。
ここの山小屋は、
泊まっても
最高のようです。
さてここで連れの
カミさんは、
休憩後素直に
下山としました。
よってゴールの観音平
までしばしのお別れです。
私はここから気合を入れ
直し、再び登山開始です。
これから左のギボシ直下
を回り込み、右にある権現岳
山頂を目指します。
低木地帯を抜けると、
ハヤ岩稜帯が姿を
現します。
順調に登っていきます。
天気も持ちそうだし、
大丈夫、大丈夫・・・
だんだんと岩稜帯が
壁のようになってきました。
ついに鎖場出現。
基本的にこういうところは
好きですが、バランス崩す
とヤバイので、緊張感を
保ち登っていきます。
途中、背後の編笠山を
見やります。
青年小屋がもう随分
離れました。
ギボシ下まできました。
このあたりはほとんど
登山する人がいません
でしたが、先行者発見。
ギボシ脇をトラバース。
なかなかの高度感で、
バランス崩すと一気に
滑落ですな。
八ヶ岳はあまり危険な
場所はないようですが、
ナメてはいけません。
岩稜帯に咲くミヤマキンバイ。
こういうところで見ると、
気分が安らぎますね。
ギボシへの道。
壁のようですが、余裕あれば
行ってみても面白そうでした。
ただし道らしきもの見当たらず。
時間がないので、権現岳へ
進みます。
権現岳真下まできました。
左を見ると、旭岳と赤岳が見えました。
実に気持ちよさそうな稜線です。
旭岳から赤岳は所謂キレットで、八ヶ岳一番の難所とのこと。
次回は是非チャレンジしたいなぁ。
権現直下の権現小屋に到着。
「こんちは!」
山小屋の兄ちゃんが声を
かけてきました。
この山小屋実にシブイです。
八ヶ岳はホントいろいろな
タイプの山小屋がありますね。
う~ん、赤岳方面魅力的。
権現岳山頂到着~!
周りに人は誰もいません。
冒頭の写真もそうですが、
何となく不気味な雰囲気。
この剣と鉾のようなものは
何か意味があるのでしょうか?
因みに山頂の片側は垂直に
切れ落ちていて高度感満点。
八ヶ岳の山頂の中でも
特異な部類かと思います。
山頂で10分ほど休憩。
ビスケットを補給。
権現岳を後にします。
こうして見ても、
特徴的な山頂です。
三ツ頭への縦走路。
因みに三ツ頭の手前に
奥三ツ頭というピークが
ありました。
このあたり意外と
アップダウンが続きました。
背後を見やると
権現、赤岳方面には
ガスがかかってきました。
先を急ぎます。
三ツ頭に到着。
ここでまた10分ほど
休憩し糖分補給。
この時点で午後4時。
前三ツ頭へ続く道の途中で、
右に折れ下山路に入ります。
実は登りに比べると
下りは苦手。
しかし時間がないため
走るように下山。
権現岳から人とは
全く会ってません。
途中、鹿と遭遇。
私もビックリしましたが、
鹿も相当驚いたでしょう。
ゴール間近で再び
日がさしてきました。
結局観音平着は
5時45分。
コースタイムの7割ほど。
これは私が速いというより、
設定コースタイムがチト
甘そうです。
疲れましたが、なかなか
のトレーニングになり
ました。
観音平は小淵沢インターから
とてもアクセスがいいです。
時間的にも25分ほど。
帰りは道の駅の温泉に入り、
近くにあるイタリアンのお店
アンソレイユで食事。
一応頑張った褒美に
ハンバーグを所望しました。
いや~実に旨かった~!
編笠山はアプローチも
し易いし景色も素晴らしく、
天気良い日選んでピクニック
とか最高でしょうね。
次回は是非赤岳への
縦走にもチャレンジしたい
ところです。
凄いですね。学生時代いんちきワンゲル部員だった私には感心するばかりです。
これだけハードに山などにトライしてたらメタボになる暇すらないですね。
毎回写真が素敵なので見てるだけで楽しいです。
私にはとてもチャレンジできそうにありません。あはは。。
投稿情報: 双子妹 | 2009/07/09 00:00
双子妹さん、こんばんは。
なんと、ワンゲル部に所属していたんですか!
写真見てると結構急に見えますが、全然大丈夫、行けますよ。
しかも山の景色は、やはり実際行って感じるスケール感がスゴイので、
登って体感するのが一番ですね。
写真だとなかなかそれを伝えるのは難しい。
しかも登山時は、一眼は重いのでコンパクトカメラオンリーです。
まあ要するに、写真の腕前がないということなんですが・・・(苦笑)
投稿情報: kerokerobouzu | 2009/07/09 23:28
素晴らしく、また、楽しいトレーニングとなったようですね。
いいな〜。
景色はもちろん、天気も良かったようですもんね。
私、三歩進んで五歩くらい下がったので、
今年の夏山には暗雲が垂れ込んできた気が…。
でもでも、今年も是非行きたいです。
投稿情報: 寅次郎 | 2009/07/11 08:06
コンパクトカメラとは思いませんでした。さすがに一眼レフは大変ですよね。。
体がなまっているのでハイキング程度から再開してみたいです。
鎖をみただけで眩暈起こしそうです。
投稿情報: 双子妹 | 2009/07/11 22:20
私は体力ゼロだから旅行行く時も最近疲れてしまいます。
ですのですばらしい写真をみんなで楽しく見てます。
このプログの写真を見るようになってから、
旅行の行き先の幅が広がってきました。
投稿情報: 双子姉 | 2009/07/11 22:56
寅さん、どうもです。
いやいや、「上州の超特急」の異名をとる寅さんの足元にも及びませんよ。
恥ずかしい限りで・・・
ところで寅さん、調子の方はいかがでしょうか?
私も春先ケガして、あひるさんも足の指先日ケガされたようで、皆の体力が
回復する頃、梅雨が明けそうですね。
また大人の遠足に行きたいですな。
投稿情報: kerokerobouzu | 2009/07/12 01:36
双子妹さん、こんばんは。
私のカミさんもワンゲル部にいたらしいです。
なるほどさすがに体力あります。
普段はあまり運動している訳じゃないのに、サクサク登り降りしています。
編笠山なら恐らく登れますよ。
八ヶ岳今度イッてみますか!
投稿情報: kerokerobouzu | 2009/07/12 01:44
双子姉さん、こんばんは。
体力ゼロならば、ちょっとずつ運動習慣をつけましょう!
やはり何をやるにも結局は体力勝負ですからね。
私の写真が旅行の行き先の参考になっているとは光栄です。
が、チト疑問が・・・
私の行き先は変なところばかりでは??
山、秘境、秘湯や、メシとかでもデカ盛り記事とかで、う~ん、まあいいか。
双子姉さんももしどこか行ったら感想聞かせてくださいね。
投稿情報: kerokerobouzu | 2009/07/12 01:56
こんばんは、「上州のポンコツ列車」です。(爆)
こちらこそ、お恥ずかしい限りです…。
調子は最悪ですね。
5日程前に再発しまして、一体いつ治ることやら…。
もしかしたら夏山は無理ではないかと…。(涙)
そしたら、グレようかと…。(爆)
投稿情報: 寅次郎 | 2009/07/12 20:50
えぇっ、寅さん大丈夫ですか?
いろいろと大変みたいですね。
寅さんの場合、やはり山で暴れないとストレス発散もできない
かもしれませんね(笑)
寅さんが早々山に行けるよう願っております。
じっくり養生してくださいね。
あっ、温泉とかならどうなのかな?
投稿情報: kerokerobouzu | 2009/07/13 00:22