さて、北穂高小屋で至福のひと時を過ごした一行は、
いよいよ涸沢岳に向けて縦走開始となりました。
ある意味ここからが本番です。
まさに穂高縦走の核心部を歩く幸せを感じつつ、
滑落だけは要注意です。
(写真の綺麗な花は、涸沢岳直下で咲いてました。
調べたら、ミヤマオダマキというらしいです。)
まずは急な下り。
大休止の後なので足元には気をつけて。
慎重に進んでいきます。
前方迫力あるなぁ。
このあたりアップダウンの繰り返し。
岩も一つ一つがデカイ。
背後を振り返ると・・・
ひぇ~、絶壁やんけ~
足元を見ると・・・
ヒョエ~ッ、絶壁やんケ~ッ!
前方ルートを確認するあひる隊長と麦酒さん。
しかしあひる隊長のリーダーシップはさすがダ。
指示も的確で、落ち着いて一行を引っ張る。
我々はカルガモ親子の子ガモのごとく、ヅラヅラとくっついて行く。
最低コルに到着。
涸沢ヒュッテが見えますな。
あひる隊長いわく、
ここから涸沢岳の登りは
ある意味大キレット以上に
コワイとのこと。
生唾を飲み込む
子ガモ一行。
3点支持を守り、
慎重に登っていく。
背後を振り返ると・・・
ほとんど垂直じゃ
ないスか・・・(汗・・・)
前方涸沢岳を望む。
まだまだ絶壁続きそう・・
カワイイ花だ・・・
なんて言うのだろう。
大体可愛い高山植物は、
緊張を強いられるような
ヤバイところに咲いている
気がする。
ホッとするなぁ。
上を見上げると・・・
おっかない岩稜帯に
花が咲きまくっちょる。
岩棚がまるで鉢植え
のようだ。
んが~ッ、垂直じゃ~ッ!
ビビルなッ、麦酒!
涸沢岳に続く稜線に出る、
最後のキツイ登りを這い上がります。
結構な高度感ですな。
麦酒さんとあっしです。
稜線に出たど~!
ガスが取れて
晴れてきました。
祝、涸沢岳登頂。
本日二つ目の3千M峰。
気持ちEです。
足元を覗くと・・・本日の宿、穂高岳山荘が見えます。
涸沢岳直下ですな。
そして穂高岳山荘到着~っ!
いや~、無事でヨカッタ・・・
涸沢カールに向かって、
左を見ると、たった今登ってきた涸沢岳。
右手には、明日登る奥穂高岳。
立派ですな~
そして一同は、眼下に広がる涸沢カールを望みながら、
またまた至福のコーヒータイム。
あ~、幸せ・・・
穂高岳山荘の夕食。
ワタシの少ない山小屋
経験の中でも、
ここの夕食は最高です。
ホント美味しかった。
明日に向けて、また
爆食いです。
ビールの差し入れあり
(あひるさんのお陰)、
奈良からいらっしゃった
お父さんと娘さんとの
お話など、楽しい夜でした。
ムム…。
その4よりコメントの仕方が変更になったのでしょうか?
物々しい感じだったので、こちらにさせていただきます。
(本当はやり方がよくわからなかったんですけど…。)
その3の写真は、やはり迫力ありますね!
岩場の険しさがよくわかりますもんね。
さすが、けろぼうずさん!お上手です。
そして、その4の前穂山頂はガスっていましたか…。
ちょっと残念でしたね。
朝焼けが見られただけ幸運だったのでしょうか?
少し濡れたイワツメクサも綺麗ですね。
俺も穂高や槍に行きたくなりました。
投稿情報: 寅次郎 | 2009/08/31 20:47
寅さん、すみません。
記事の保存時点での処理がうまくいってなかったようです。
修正しましたので、大丈夫かと思います。
大キレット~ジャンダルムへ抜けた寅さんから見れば
カワイイものかもしれませんが、まあお許しください。
でも岩場は、楽しかったです、ハイ。
それにしても晴天週間に行けた北アに行けた寅さんが羨ましいです。
何だかんだ言って、天気はいいに越したことはありませんからね。
秋あたりは、また皆で気持ちの良いところへ遊びに行きたいですな。
投稿情報: けろぼうず | 2009/08/31 23:03