ワタシは鉄道マニアではありませんが、大井川鉄道を走る老電車をわざわざ見に行ってきました。
東海道ツーリングのオプションですが、実はこの電車を見るのが本来の目的だったりする・・・(物好きだなぁ)
たまたま雑誌で見たその電車の姿が印象的で、一度実物を見てみたかった。
行ってみると、大井川鉄道はまさに時代をタイムスリップしたようなローカル線で、驚きの連続でした。
いきなり蒸気機関車に出会いビックリしました。
蒸気機関車が走っているのを見るのは、実は初めてです。
正直、かなり感激しました。
走る直前の汽笛には、マジで興奮。
席に余裕があり、実際乗ろうかどうか迷ったのですが、乗ってしまうと
戻ってくるまで半日がツブれてしまうので、あえなく断念。
客車も古くてメチャクチャシブイ。
行き当たりばったりで、こういう列車を乗り継ぐ旅も面白そう。
大井川鉄道は、電車だけでなく、駅舎も相当古いです。
ご覧のような、まさに郷愁を誘うような小さくレトロな駅舎ばかり。
オートバイなので、一駅ずつ訪ねて回りました。
調べてみたら、ほとんどが昭和5~6年に造られた木造駅舎。
しっかりと維持しているのは大したものです。
鉄道マニアでなくても、この雰囲気には惹かれるでしょう。
古き良き昭和の風景かな。
その中の一つ、田野口駅。
無人駅なのに、ストーブ
とか、恐らく以前使われて
いた事務机などが、
キレイに残されてました。
人もおらずひっそりと
しています。
時間がゆっくり流れている
のを実感します。
静岡といえば、
やはりお茶ですな。
この日は昼飯代わりに、
お茶のパフェを食べました。
暑い中で、甘さ控えめの
冷たいアイスクリームが
実に旨かったです。
目当ての電車には、
「千頭」という駅で
出会えました。
ワタシは鉄道マニアではありませんが、このシブさには惹かれるものがあります。
形といい、色といい、錆と汚れもいいアクセントになっています。
車両を見たら昭和33年製でした。
以前は九州を走っていた車両のようです。
大井川鉄道っちゅうのは、まさに鉄道博物館のようなものですな。
一見するとよく
わかりませんが、この電車
(ていうか気動車か)は、
普通のものより二まわりは
小さく、まるでミニチュア
のようです。
アプト式という、山岳地帯用
の列車とのこと。
遊園地にあるような客車
も付いてました。
登山ザックを抱えた若い
女性がいましたが、
ヤマ登るのかな?
茶畑の中に、やたら
小さいトンネルを発見。
上部に草木が生えて
もろこしヘッド状態。
なかなか味がある。
大井川は、鉄道のほか
橋もいろいろあり楽しめます。
この吊り橋など、細い割に
長く高さもあり、なかなかの
スリルを味わえます。
その中でもオススメは
この「蓬莱橋」です。
世界一長い木造の橋
とのこと。
行った時分は既に陽は落ちていましたが、
静かで人もほとんどおらず、川の流れる音と
心地よい風に包まれ、とても心が安らぐのを
実感しました。
ここはせいぜい30センチ
くらいの、手すりとは
呼べない柵しか
ありません。
その柵に腰掛け、
しばらくボ~ッと
夕焼けを眺めて
ました。
大井川周辺を旅すると、
忙しい生活に追われて
余裕のない状態から、
本来あるべきゆったり
とした時間を取り戻せる
ような気がしました。
大井川鉄道の記事、楽しかったです。
けろぼうずさんの「当ての電車」、とてもいいです!
SLも、もちろんいいですけど、この電車はホントに
形も色も味がありますね。
私もアプト式鉄道に乗りたいのと、
大井川湖上駅をと寸又峡の紅葉を見に
2回出かけたことがあります。
けろぼうずさんの記事を見て、また行きたくなりました。
蓬莱橋、抹茶のパフェもチェックして行かなくては・・・
投稿情報: kaochan | 2009/09/23 12:57
kaochanさん、こんばんは。
そうですよね、あの丸っこい電車、いい味出してますよね?
(良かった・・・賛同してくれる人がいて・・・笑)
他にも古い電車がいろいろ走っているようです。
寸又峡行かれましたか。
ワタシもこの時行きたかったのですが、直前にあった静岡地震の
影響で、付近の道が崩れたとの話を聞いて、残念ながら取りやめ
しました。
大井川周辺は見所が意外と多く、オートバイでも1日では回りきれませんね。
ワタシも是非また行ってみたいと思います。
尾盛駅というとんでもない秘境駅があるらしいですよ。
投稿情報: けろぼうず | 2009/09/23 23:34