岐阜の多治見に、素敵な修道院と寺院がありました。
しかもこの修道院と寺院は同じ山のふもとにあり、ほぼ隣と言っていい距離に
存在していました。
洋と和の宗教の所謂修行の場が、同じ地において対照的な風景で展開される
という、なかなかに興味深い場所でした。
まず多治見修道院からご紹介シマス。
この建物は昭和初期に造られたバロック建築とのこと。
非常に趣きのある建造物です。
この中が大聖堂となっています。
残念ながら聖堂内は撮影禁止でした。
(窓がステンドグラスになってるのがわかりますか)
聖堂内は非常に厳かな雰囲気で、ステンドグラスの光の具合が素晴らしく、
キリスト信者ではない私も、思わず十字を切りたくなってしまうほど・・
恥ずかしながら私はこの聖堂の中で、初めて本物のパイプオルガンを
見ました・・・ていうか聴きました。
パイプオルガンは巨大なもので、その音は聖堂内に力強く響きながらも
繊細ですらあり、何とも心に染み入る音色でした。
奏者は2Fにあるオルガンで、ラフな格好で弾いておりましたが、
本当に聞き惚れてしまうほどの腕前。
冗談抜きで、こんな素敵な場所を開放し、素晴らしいオルガンの演奏まで
聴かせてくれるなんて、何てイエス様は心が広いんだと思ったほどです。
入口脇に立つマリア様の像。
裏へ回ります。
敷地内の雰囲気は、ちょっと日本ではないというか中世ヨーロッパを
思わせます。
緑に囲まれた石窟の中にもマリア様が・・・
敷地の裏手には、研修生用のログハウスが点在していました。
正面から見た風景。
手前にはぶどう畑が広がっています。
この建物の地下には、ワインの醸造所まであります。
(戦時中などここのワインは貴重なものだったらしいです)
いや~ここの修道院は何とも素晴らしい施設です。
信者でもない私が言うのは少々不謹慎でありますが、もし多治見へ
お寄りの際は是非足を運んでみてください。
パイプオルガンの音色と演奏のスバラシサは、そんじょそこらのコンサートの
比ではありません。
お久しぶりです。久しぶりにのぞいたら
すばらしい写真の山々でした。
パイプオルガンいいですよね。
教会とか小さな施設で聞くと、ものすごく感動的なのに
コンサートとか大ホールで聞くと
なぜか物足りないです。
回りの環境も大きいですね。
音楽は‥
投稿情報: 双子姉 | 2010/06/07 12:34
多治見まで行ったんだ〜。凄いね〜!
こういう貴重な建築を公開してもらえるのはありがたいね。
パイプオルガン、いいよね〜!1度ゆっくり聴いてみたいよ〜。
投稿情報: ブンカッキー | 2010/06/07 18:15
双子姉さん、こんばんは。
いや~パイプオルガンは素晴らしかったです。
あの音が電気的な拡幅なく出せることがまず驚き。
重低音もすごいですね。
私は恥ずかしながらクラシックのコンサートは行ったことがないのですが、
そもそもパイプオルガンは教会というか大聖堂の中で演奏する楽器なのかな。
なのであの空間の大きさが一番いいのかもしれませんね。
あと当然環境もありますよね。
投稿情報: けろぼうず | 2010/06/07 23:11
ブンカッキーさん、どうもです。
多治見はそもそも以前住んでいた瀬戸市からかなり近いんですよ。
でも今回初めて行ったんですけどね(笑)
あの古い大聖堂の雰囲気とパイプオルガンの音には圧倒されました。
GWに行ったのですが意外と人も少なくて、落ち着いて過ごすことも
できました。
あれだけのものが無料で公開されているのですから、無宗教派の
私でも感動しましたよ(ある意味不謹慎な表現・・・)。
投稿情報: けろぼうず | 2010/06/07 23:19
うわぁ、素晴らしい修道院ですね!
正面から見たところなどはお城のようですね。
しかもどこか外国の景色のよう。
質素を旨にするところもあるようですが、教会を豪華にするのは信者に畏怖と威圧感を与える為、なんて聞いた事があります。
信者でなくても充分に圧倒されてしまいますね。
投稿情報: torapoe | 2010/06/08 12:07
torapoeさん、こんばんは。
確かにこの敷地内の雰囲気は独特なものでしたね。
何よりご紹介したかったのはやはり大聖堂の中だったのですが、
撮影禁止で何とも残念。
ステンドグラスの光に照らされるキリストの像や古い調度品など、
中世の時代にいるかのような錯覚を感じました。
それにあのパイプオルガンの大音響ですからね。
ホント圧倒された感ありましたよ。
是非また行ってみたいところですね。チト多治見は遠いですが・・・
投稿情報: けろぼうず | 2010/06/08 23:09