前回ツーリングの記事でも触れましたが、この時柳津は桜が満開で、情緒ある風景に
文字通り花を添えてくれました。
通常は4月下旬がその時期にあたるそうですが、今年はホントにラッキーでしたね。
ところで愛機のPENTAX-K7には、CTEというホワイトモードがあります。
これは見た目の印象的な色をさらに活かすという面白いモードです。
今回の写真は基本的にこのCTEモードで撮りました。
この場合青味が活かされて、かなり爽やかな印象となっています。
因みに同じ情景を、AWB(オートホワイトバランス)で撮ったのがこの写真です。
どうでしょうか、全然印象が違いますよね。
どちらかというと、こちらの方が見た目に近いと思いますが。
まあこのあたりは好みでしょうかね。
桜と新緑。
ず~っと見てても全く飽きません。
くまんバチのようなデカイ蜂?が桜に・・・
ぼ~っと見てたら、おもちゃのような船がのんびり横切っていきました。
さて、柳津のシンボルといえば、福満虚空蔵尊圓蔵寺です。
ワタクシ、この「虚空」という言葉になぜかとても惹かれます。
全国に「虚空蔵」という名称のお寺さんが結構ありますね。
以前聞いたところだと、無限大の宇宙のごとく無限の慈悲を与えてくれる、
といった意味があるような。
ここのお寺さんは、その名のごとく虚空に向かって建てられているような
印象を受けます。
お寺さんはちょっとした小山の上にあり、両脇の階段からアプローチできます。
とりあえず登ってみましょう。
狛犬ならぬ、狛牛。
このあたりは赤べこという牛にまつわる伝説があるようです。
お堂から見下ろす只見川の風景も素晴らしい。
お堂裏の風景。
何かいい感じですね。
柳津温泉街は、鄙びたという表現がしっくりきます。
温泉自体はなんとなく草色がかってなぜかしょっぱい味で、
個人的にはとても気に入りました。
柳津の夕暮れ。
夕闇に浮かび上がる虚空蔵尊圓蔵寺。
いかがでしょうか?
柳津の情緒ある風情が、多少は伝わりましたでしょうか。
興味おありの方は是非お寄りになってみて下さい。
その際は温泉宿に泊まり、ゆっくり景色を見ながら過ごされることをオススメします。
因みにここには、この地を愛した版画家の斎藤清の美術館があります。
合わせてその素晴らしい版画をご覧になることをオススメします。
CTEホワイトモード、いいですね~。
色に深みが加味される気がします。
虚空蔵様は私も好きな所です。
狛牛さんの向かいには狛虎さんが居ましたでしょ。
ここは丑寅を守り本尊としているのですよね。
それを合体させたキャラ「うとちゃん」(笑)
お堂裏、秋には紅葉スポットになり、カメラマンが大挙してやって来るのだとか。
あまりに込み合うので人が入らないように撮るのが大変なんだそうです。
馴染みのある場所ですが、こうして見せて頂くと実に魅力的です。
投稿情報: torapoe | 2010/08/04 10:40
torapoeさん、こんばんは。
CTEモードは結構よく使いますね。
もともとPENTAXは青の発色が特徴的なようですが、このモードも
青色に強いようで、状況により見た目より綺麗に写る感じです。
ところでやはり虚空蔵尊お好きでしたか。
確かになで牛の前に寅がいました。
「うとちゃん」なんていうキャラがいたのですね(笑)
気がつかなかったです。
このときはやたら「赤べこ」が目立ってました。
ワタシは以前見た柳津、特に虚空蔵尊からの景色が忘れられなくて、
今回また行くことができて感謝、感激でしたよ。
こんな場所に普段来れるのは羨ましいです。
投稿情報: けろぼうず | 2010/08/05 00:03
15枚目の町の通りの写真の左端に「丑寅まつり」と書かれた幟が写っているのですが、裏表なので分かりづらいですけど、ここに「うとちゃん」が描かれています。
投稿情報: torapoe | 2010/08/05 11:01
torapoeさん、こんばんは。
調べましたよ~いましたうとちゃん!
牛と寅が合体したような、なんとも言えない顔してますね~(笑)
これ最近できたというか、公募して決まったキャラクターなんですね。
いや~勉強になりました。
情報ありがとうございます~*^▽^*
投稿情報: けろぼうず | 2010/08/05 23:18