毎年2月に雪見の旅に出るのが、ここ数年の習慣となっている。
今年の冬は雪がとても多く、それこそ雪国の人々の生活の困難さが伝えられていて、
暢気に雪見の旅に行くとはなんとなく憚れる気持ちもあるが、
やはり都会?に住む者としては非日常的な風景に憧れてしまう。
しかしながらここ数年、雪見の旅に行くとなぜか雪が降ってくれない。
しかも雪が降らないだけならまだいいが、雨に降られてしまうのだ。
雪国で降られる雨…
これはちょっとイヤだ。
否、イヤというより何か悲しい。
なぜ悲しくなるかは、恐らく以前スキーに熱中していた頃の影響だと思われるが、
やはり雪国ではシンシンと雪に降ってもらいたい。
で、今年はどうだったか…?
真っ白に凍っていた羽鳥湖・・・
今回の行き先は、もっぱら最近の旅先のメインになりつつある福島県地方。
秘湯の会のスタンプが10コたまり、一泊招待でどこに行こうか検討した結果、
とても宿の印象が良かった「ぶな山荘」に決めたのだ。
それに今回初めていく平家平温泉「こまゆみの里」を加え、一応2泊3日の旅とした。
羽鳥湖脇にある清水食堂のソースカツ丼・・・
温泉宿の旅に出て、悩ましいのは昼飯だ。
せっかくの宿での夕食を美味しく食べるため、
昼を食べるタイミングと量が肝要だ。
当然カツ丼などの揚げ物、丼モノはちょっとヤバイ。
しかし、たまたま入った田舎の食堂で見つけたソースカツ丼の魅力には勝てなかった…
ソースカツ丼には目がないんですよ…
ここのソースカツ丼は旨かったけど、
自分にはちょっと脂身分が多かったかな。
会津はソースカツ丼が名物なので、今後も探索したいな。
大内宿にいたメスの柴犬・・・
宿に着くまで時間があったので大内宿に寄った。
そこにいたメスの柴犬は、眠かったらしく目をショボショボさせていた。
柴犬ってホント可愛いなぁ。
そして一泊目の「ぶな山荘」へ。
ここに来るのは3度目である。
特に何があるという宿ではないが、
とにかくここに来ると心が癒される。
相変わらず料理も文句なくウマい。
ここの宿の女性の方がとても感じがいいのだけど、今回は会えなかった。
なにやら秘湯の会の会長(あすなろ、ぶな山荘社長)と研修に行っているらしい。
でも宿の方の接客って重要だよな~
自分が小売業出身だからかもしれないが、そうでなくても宿の印象を左右する
一番大きなポイントだと思う。
因みに宿に興味ある方は、以前載せた記事もご覧クダサイ。
ここは是非オススメします。
(以前の記事は写真と文章の配置を改修中です。見難くてスミマセン…)
そしてこの夜、雪国ではこの時期ありえない大雨となった。
やはり・・・
一体何なんですかね・・・
「ぶな山荘」に泊まると、近くにある同系列の「あすなろ荘」のお風呂にも入れる。
今回の旅の一つの目的が、ここの自噴温泉に入ること。
激熱の温泉が湯船の底(というか地面)から噴出しており、
当然メチャクチャ熱いのだが、地球からじかにパワーをもらう感じで、ものすごく元気になるのだ。
つまりワタクシ的パワースポットということですな。
しかし今回行ってみると、温泉のある小屋は雪に埋もれ、入り口には
ご覧の通りの注意書きがあって入室禁止となっていた。
(落雪で小屋倒壊の恐れがあるらしい…)
しかし中を覗くと一応入れる様子なので、特に迷いもせず裸になり入ってしまった。
宿の方、勝手やってスミマセン…
温泉内の様子。
ここのいかにもという雰囲気が好きだ。
当然誰もおらず、温泉独り占め状態。
これが湯船。
(写真は、熱気の中曇らせずに撮るのに夢中でブレてしまった)
どちらかというと、温泉の噴出す岩場に屋形を建てた感じかな。
底の黒い穴から温泉が噴き出てくる。
しかしこの日は、以前来た時ほど熱い状態ではなかった。
(それでもかなり熱かったけど)
なので黒い穴を跨いでしゃがみ、直接カラダの芯へ地球のパワーをもらうことにした。
これは効きましたよ~!(笑)
翌日は奥鬼怒にある平家平温泉「こまゆみの里」へ。
ここの露天が開放感ありなかなかの居心地だった。
いかにも気持ち良さそうでしょ。
特にこの一人サイズの丸太くりぬき湯船が最高。
ここのお湯は湯の花が豊富に出てきていた。
因みにここのお宿の内湯も、いかにもという感じでいい雰囲気でした。
部屋と食事は、所謂秘湯の宿としては平均レベルかな。
とにかくこの日は本当に寒い日で、暖かい温泉が有難かった。
で、今回の温泉宿の旅はホントに心身癒されたんだけど、
旅の印象を一字で表すと、「眠」である。
ぶな山荘では倒れこむように寝て、そのままコンコンと眠り続けた。
(ここの宿ではいつもだけど・・苦笑)
前日あれほど寝たから大丈夫だろうと思ったこまゆみ荘でも爆睡。
ホント気持ちイイほど良く寝た。
よって爽快な気分になった。
山奥の秘湯の空気がそうさせるんですかね。
やはりストレス過多の現代人には温泉が必要ですなぁ。
ということで、長々と駄文にお付き合い下さりありがとうございマシタ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。