自然へカエル・・・

日本人であるということ

人生の崖っぷちにいる猿とそれを励ます猿ー

先月小学校の修学旅行以来何十年ぶりかで日光東照宮へ行ってきた。
さすがに世界遺産だけあり見所満載であったが、
中でも一番印象に残ったのがこの猿である。

落ち込んだ友？を励ます猿の頼もしい表情が何ともイイ。
日本人は昔から協力しあい、励ましあってきたんだ。

東北関東大震災で被災された方々の落ち着いた行動ぶりが、
海外メディアから賞賛されているらしい。

大災害に取り乱すことなく、避難時でも弱者を優先させ、
配給には整然と並び食べ物を分け合い、他国籍の被害者を考慮した外国語での案内まであるとのこと。

そうなのだ。
僕も最近の報道を見て、同じ日本人ながら感動すらしていた。

肉親や最愛の人と離れ離れになってしまったという信じられない事実に直面しながらも、
恐らく胸がはりさけそうな悲しみや絶望感に浸っていながらも、
皆けなげに助け合いながら頑張っている。

これこそ、和をもって尊ぶ、それこそ世界に誇れる日本人の良さなのだ。

何か自分が出来ることはないか？
被災された方々に対し、皆が抱く思いだと思う。

地震後、僕の住む街の雰囲気も一変してしまったが、
被災された方々を応援したい、お互い頑張ろう！という共通した思いが、
逆に日本に一体感を生みつつあるように感じる。

こういう時の日本人は最高に強い。
僕も出来ることを出来る限りやっていきたい。

青天の霹靂

平穏な日々が、まさに一瞬で破壊される恐怖。

何でもない日常でいられることの幸せ。

被災された方の現状を思うとやりきれない。

写真は近所で咲いていた河津桜です。

一人でも多くの方が助かり、
何でもない日常の風景に心癒される時間が戻ることを
祈っています。

雪見温泉の旅

毎年2月に雪見の旅に出るのが、ここ数年の習慣となっている。

今年の冬は雪がとても多く、それこそ雪国の人々の生活の困難さが伝えられていて、
暢気に雪見の旅に行くとはなんとなく憚れる気持ちもあるが、
やはり都会？に住む者としては非日常的な風景に憧れてしまう。

しかしながらここ数年、雪見の旅に行くとなぜか雪が降ってくれない。
しかも雪が降らないだけならまだいいが、雨に降られてしまうのだ。

雪国で降られる雨…
これはちょっとイヤだ。
否、イヤというより何か悲しい。

なぜ悲しくなるかは、恐らく以前スキーに熱中していた頃の影響だと思われるが、
やはり雪国ではシンシンと雪に降ってもらいたい。

で、今年はどうだったか…？