鬱陶しい季節真っ只中ですな。
今年の梅雨入りはやたらに早く、そして正統な梅雨のようでジメジメしたイヤ~な状態が続いています。
そんな時こそ山歩きして気分を晴らしたいものですなぁ。
ということで北八ヶ岳に行ってきました。
北ヤツなら雨が降ってもしっとりした風情が楽しめるし、晴れてくれれば言うことなし。
今回は麦草峠から縞枯山を目指し、ぐるりと回りこむ形で雨池を巡り再び麦草峠に戻ってくる
コースを選択しました。
ラッキーなことに当日は晴れ。
とても気持ちの良い山歩きが楽しめましたよ。
鬱陶しい季節の清涼剤代わりにご覧ください。
因みに何やらわかりにくい冒頭写真は、北八ヶ岳山中で光に照らされたコケ君です。
■Panasonic LUMIX LX3
麦草峠からしばらくは、歩きやすい木道が続きました。
北ヤツの深い山の雰囲気がムンムンでいい感じです。
その後岩場混じりの登りへと変化。
一部まだ残雪もありました。
茶臼山を経て縞枯山へと向かいます。
このあたり独特の景観です。
縞枯山東峰の展望台へ。
素晴らしい眺望でした。
右のまるっとした山は先ほど登ってきた茶臼山、左奥に八ヶ岳中心部です。
茶臼山の右に南アルプスも見えてます。
絶景を楽しみながらしばし休憩・・・
そして縞枯山頂にてお昼ゴハンとしました。
ここからも八ヶ岳が見えてます。
さてここから雨池を目指します。
山頂からの下りはかなり急で、残雪たっぷりで難儀しました。
しかしもう6月なのにこれほど雪があるとは驚きです。
さすが山深い北八ヶ岳。
雨池峠からは林道のような道が続きましたが、やがて深い山の中へ。
樹の形が、まるで首を上げた恐竜のよう。
深い木々の間から、忽然と大きな池が現れるので結構感動します。
水は驚くほど澄んでました。
いや~なんて言うか、素晴らしい景色ですね。
奥深い山の中にひっそりと存在する池・・・
周囲には人の手が加えられたものなどなく、自然そのままの景観です。
雨池はまさに原始の姿を留めるような自然池で、水が流出入するような川がありません。
水面はとても穏やかです。
池の周囲はぐるりと回れましたが、雪解けの水が流れ込んだからか相当増水しており、
ご覧のように道自体もかなりの深さで水没してました。
しかし強引に突っ切ったんだなコレが。
池からはしばらく木道が続き、その後峠へと登っていく登山道になりました。
そして無事出発点である麦草峠に到着。
麦草ヒュッテ手前でコーヒーを飲み疲れを癒しました。
しかし今回のコースは変化に富んでいてとても楽しめました。
今回は雨池峠から雨池方面へ行きましたが、次回は北横岳方面へと向かうコースも行ってみたいですね。
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