あひる隊長のブログで拝見させて頂いてから興味を持ちました浅間外輪山(黒斑山~蛇骨岳方面)へ行ってきました。
あひる隊長の記事では雪一色で真っ白な世界が本当に綺麗でしたが、
僕が行った頃にはもう雪は消え(林間に一部残雪アリ)
火山地帯独特の荒涼とした風景となり、その印象はまるで違うものでした。
おまけに登山道は雪解け直後の泥沼状態。
水田に足を入れているかのような状況で、足元はドロドロ。
この時期ゲイターは必携ですな。
それでも尾根道を歩いた印象としては、何となく南八ヶ岳の横岳~硫黄岳付近を連想させ、
なかなか興味深いものがありました。
■Panasonic LUMIX LX3
登りだしは歩きやすい登山道でしたが・・・
ほどなく雪解け直後のドロドロ状態に・・・
次第に傾斜もキツくなってきました。
左背後の景色。
右手立派な山容の四阿山の左に、うっすらと妙高の山々が見えてました。
前日はその一つ、雨飾山のふもと(小谷温泉)にいました。
鋼鉄製のシェルターを発見。
非難小屋みたいなものですが、火山活動時の噴石避けとして
設置されたようですね。
浅間山自体は活火山であり、最近の噴火も記憶に新しい。
今噴火したら生きて下山はできないだろうな(苦笑)
トーミの頭を経て、ほどなく黒斑山山頂に到着。
黒い浅間山が間近に迫ります。
しかしあひる隊長の写真とはえらい違いだな。
しばし景観を楽しんだ後、隣の蛇骨岳に向かって尾根道を進みます。
林間の部分はまだ雪がたっぷり残ってました。
30分ほどの尾根歩きで蛇骨岳に到着。
浅間山とは逆の眼下に、嬬恋の町が広がります。
蛇骨とはなんともオドロオドロしい名前ですが、山頂自体は黒斑山よりも広くて開放的。
ここで昼食としました。
昼食後はゆっくり下山するつもりでしたが、
さらに先を見るとオイシソウな尾根が続いている・・・(笑)
せっかく来たので、さらに隣の仙人岳まで歩いてみることにしました。
ということで、ほどなく仙人岳に到着。
ここも360度視界で眺めは最高でした。
さらに先を見ると、まだ尾根が続いている・・・
う~む・・・
ということで、蛇骨岳で待っているカミさんが気になりますが、
一応尾根の尽きるところまで歩いてみることにしました。
しばし歩くと、湯の平へ下りる道との分岐に出ました。
Jの形に折れ曲がる道なのでJバンドというのかな。
地図を見るとここから湯の平に下りて、トーミの頭に登り返すルートも
あることを発見しました。
これは非常に魅力的です。
しかし登りルートが結構手強そうなので、次回来た時にチャレンジすることにしました。
今回はまだ先のあるこの尾根の端まで歩いていきます。
先を見ると・・・何か土が赤いぞ・・・
そして、この日最大限に浅間山に接近。
今噴火したら一巻の終わりだ・・・
そこには素っ気ない板切れがポツンと一枚置いてありました。
このあたり地球の最果ての雰囲気が漂う・・・(笑)
しかし何でここだけ土が赤いんだろう。
尾根はこの先小さくなり、ほとんど尽きている状態だったので、
この日は一応ここまで。
来た道を引き返します。
しかしこうして見ると、左側がばっさり切れ落ちてますね。
地図上では危険マークも出ています。
そして下山後のお楽しみ、高峰温泉にて汗を流しました。
以前も紹介しましたが、ここのお湯は最高ですね。
何と新しく雲上の露天風呂が設置されてました!
今までいろいろな雲上系露天風呂に入ってますが(笑)、
ここの雲上感は格別でした。
ということで今回のコース、ダイナミックな景観の尾根歩きが楽しめ、
日帰りルートとしてはなかなかオススメです。
次回は是非湯の平周遊コースに行ってみよう。
お疲れ様でした。
浅間外輪山楽しまれたようですね。
積雪期と景観が一変しますが緑の季節も素敵です。
「蛇骨岳」の標識はどこにあったのだろう???
雪の下に埋まっていたのでしょうか?
目につかなかったのです・・・
高峰温泉の露天風呂は知りませんでした。
雄大な眺めをバックに良いですねー
今度行ってみたくなりました。
投稿情報: あひる | 2011/06/09 01:00
あひるさん、どうもです。
そうですね、私が行った時は薄曇の天気だったので
殺伐というか荒涼とした雰囲気がありましたが、
一度スッキリ晴れた時にも登ってみたいですね。
標識はあまり背の高いものではなかったので、
もしかしたら雪に埋まっていたのかもしれません。
高峰温泉の露天風呂は、手作り的な浴槽の素朴な感じと
空に突き出た開放感がとてもよかったです。
温泉登山として、次回湯の平周遊コースとかやりますか!
投稿情報: けろぼうず | 2011/06/09 23:04
おいしそうとは‥
でも体力勝負の登山ですね。
最果ての気分が味わえますねえ。
今日会社周りの畑が臭くて息もできない程でして。
エコのせいで窓全開。
机が砂ぽっくなります。
投稿情報: 双子姉 | 2011/06/10 12:41
双子姉さん、こんばんは。
これは実際山の上に行くと感じると思いますよ。
山を尾根伝いに歩くというのは、大抵眺望のよいところを歩くパターンが多いので、
所謂山登りの醍醐味なのかもしれません。
ここも左右ともに眺望が開け、空中移動の感覚もありなかなか爽快でした。
節電による空調停止は、これからの季節かなりキツイですね。
しかし畑が臭いとは、何か牧歌的な感じがしていいな。
新宿やら池袋のオフィスで勤務していた時、エアコンの空気もカビ臭く、
窓を開けると排ガス含みの有害な空気が入ってきたりして最悪でした。
あっしは都会は苦手ですな。
投稿情報: けろぼうず | 2011/06/11 03:24