能登を巡る場合、外せないスポットの一つが総持寺祖院でしょう。
寺社の歴史、建造物の歴史的価値ともに能登随一の寺院です。
そもそもが曹洞宗大本山の寺院でしたが、本山の機能が横浜の鶴見区にある総持寺に移転して以降、
総持寺祖院と名称が改められたとのこと。
訪れた時は、法堂が大改修の最中ですっぽりと工事用養生シートに覆われていて、本来の姿が
見れなかったのは残念でしたが、それでも厳かでかつ質素な寺院の作りはしっかり確認することが
できました。
ご覧の通り、山門も立派でとても迫力あるものでした。
山門横にある経蔵。
質素でいてかつ重厚な印象。
先に紹介した妙成寺の建造物も同じような印象を受けました。
能登の住む方々の気質なのでしょうか。
山門の両脇から伸びる回廊。
回廊内部の様子。
これを廻って、メインの建造物である法堂に入るのですが、前述の通り改装中のため、
部分的にしか拝観できませんでした。
よって紹介写真もこれまで。
回廊の窓越しに覗く緑。
夏真っ盛りでクソ暑い日でしたが・・・
何となく秋を感じさせる風景。
さて、改装中により写真も少なめでしたが、飾り気のない素朴な境内の雰囲気は伝わりましたでしょうか?
観光ガイド?はまだまだ続きますよ~
カエルさん、こんにちは。
総持寺祖院、とても風情のある素敵なところですね。
中でも経蔵の写真が気に入りました。萱葺きの屋根がとても印象的です。
先日、お伊勢参りへ行ってきたのですが、伊勢神宮はお宮がすべて
萱葺きの屋根でした。とても素朴で質素なのですが、その分、趣が
ありました。経蔵もきっと同じ感じなんでしょうね。
次のガイド「その5」も楽しみにしていますね。
投稿情報: サッカー少年 | 2012/09/29 12:02
あれっ、経蔵の屋根、写真をよくみると萱葺きっぽいですが
萱ではないですかねぇ~。
投稿情報: サッカー少年 | 2012/09/29 12:05
サッカー少年さん、どうもです。
確かに萱葺きっぽく見えますな。
あっしもよくわからないので調べてみたのですが、これは柿(こけら)葺きという
薄い木片を積み重ねた屋根らしいです。
鎌倉時代の禅宗寺院には多い屋根様式とのこと。
屋根端の反り返ったような作りも特徴的ですな。
そういえば鎌倉の寺社もあまり屋根を気にして見たことなかったので、
今度じっくり見てみようかな。
伊勢神宮は、ガキの頃名古屋に住んでいた時に一度行った記憶があります。
しかし大人になった今、改めてまた行ってみたいと思う場所のひとつですな。
投稿情報: けろぼうず | 2012/09/30 23:23