僕は信州が大好きで、ツーリングに行く時はR20を諏訪方面に走ることが多い。
(ていうかそればっか)
途中甲府を過ぎたあたりで、かなり目立つ標識で「武田八幡宮」の案内が出てくる。
武田信玄を神として祀る武田神社は有名だけど、ハテ武田八幡宮というのはあまり
聞いたことがない。
毎度案内見るたびに気になっていたんだけど、今回初めて黒ベエと行ってみマシタ。
実は僕の先祖は、武田家に仕えていたらしい。
元家来としてはやはりお参りぐらいしておかないと失礼にあたりそうだ。
う~む、初めて来たが、たいそう立派な鳥居である。
これは二の鳥居とのこと。
先に延びている参道の雰囲気から、これはなかなか期待できそう。
参道を登っていくと、ほどなく山門出現。
大きさもなかなかだが、何より存在感がある。
荘厳ともいえる雰囲気だ。
写真には写ってないけど、山門正面はなぜか石垣で
まっすぐくぐることができない形になっている。
何か意味があるのだろうか?
境内はひっそりとして、誰もいない。
あまり知られていないのだろうか。
落ち着いた雰囲気で、居心地はとてもイイ。
山門の前からは、このように韮崎の街が見える。
山門からはさらに奥に参道が延びる。
あの奥の建物は何だろうか?
なんと舞殿とのこと。
武田家隆盛極まる頃は、ここで煌びやかな舞楽が行われたのだろうか。
舞殿の様子。
しっかりして立派だが、むしろ質素な雰囲気を感じる。
舞殿からさらに奥へ進む。
あれが本殿か?
「四割菱」、「武田菱」とも言われる武田家の家紋だ。
(どーでもいいが、ウチの家紋は「丸に三階菱」である)
これは拝殿。
本殿はその奥にあった。
本殿の様子。
今までの建物とは迫力が違う。
重厚な造りだけではない、何か圧倒される気配を感じていたのだが、
その原因はすぐに分かった。
屋根中央に据えられた人面彫刻。
恐らく造られた当初は綺麗に装飾されていたであろうその顔は、
周囲に睨みをきかせているように見える。
(彫刻は望遠でも撮りましたが、あまりに迫力あるため掲載できません・・苦笑)
これだけ立派な神社なのに、観光客はほとんど見あたらなかった。
武田八幡宮は、やはりその建造に信玄が関わっていたそうだ。
神社には、危機に瀕した武田家の戦勝を祈願した、武田勝頼夫人の手紙もあるとのこと。
当初は武田家の隆盛を示していたその神社も、今は滅んでしまった
武田家の無念を表すような寂寥感が漂っているように感じた。
最近仕事でお疲れの私にはとても良い癒しです。
最近長野方面に行く機会が多いので足を延ばして行くのもいいなーと思いました。
最近デジカメのピンポイントの撮り方がわかった双子には
なかなかこのような写真を撮れるようになるまでには、
何年かかるのやら???
投稿情報: 双子姉 | 2009/11/08 19:49
双子姉さん、どうもこんばんは。
この武田八幡神社は、国道からも比較的近くてオススメです。
観光客はほとんどいません。
静かで落ち着いた雰囲気を味わえます。
(ワタシ、ここに1時間以上いたような・・・)
是非迫力ある人面彫りを見て欲しいですね。
周りに人もおらずひっそりとしているので、
ちょっとおっかないかもしれませんが・・・(苦笑)
ワタシの写真は、全くもって、大したモノではございません。
気合だけですから(;^。^A ・・・
投稿情報: けろぼうず | 2009/11/08 22:37