さて、鶴見線の続編である。
その名も「国道駅」。
シンプルながら、何ともシブい駅名である。
数年前に一度来たことがあるが、その時かなり強烈な印象を受けたことを覚えている。
とにかくディープな駅である。
改札周りの風景。
周囲を照らす蛍光灯と、SUICAの簡易改札機がなければ、まるで廃墟駅の趣きだ。
当然無人駅である。
ここは昭和30年代か?
駅構内のお店は全て閉まり、また畳まれていた。
半ば壊れ、廃屋と化しているお店もあった。
ここが大きな鶴見駅の隣駅とは到底思えない。
因みに鶴見駅と国道駅の間に戦時中に廃止された駅があり、電車の車窓から
確かに朽ち果てたホームと階段が確認できた。
以前来た時は、改札前に赤提灯の立ち飲み屋があったと記憶している。
今はそれもなく、路上でおっさんたちが寂しく酒を酌み交わしていた。
駅の構造も独特で面白い。
反対のホームへの渡り廊下が頭上に見える。
全体のシュールな雰囲気といい、ある意味貴重な建造物だと思う。
夕闇迫る駅前の風景。
因みに今回は、K7の小技であるトイカメラモードで撮影。
(このモードだと、周囲が暗くボヤけ全体のピントも緩くなる)
レトロな雰囲気が、ちぃとは盛り上がりマシタかね?
おお!
濃い駅前ですね〜。とても横浜市にあるとは思えません。
戦時中に廃止された駅の跡は取り壊されずに残っているのでしょうか?
トイカメラモード、いいですね〜。
こういう場所だと雰囲気が更に増しますね。
投稿情報: torapoe | 2010/02/07 18:25
torapoeさん、こんばんは。
国道駅は、以前来た時よりもさらにボロくなってましたね(苦笑)
周りの商店の寂れ具合といい、駅として利用している人も少ないような
気がします。
行くなら今のうちかも・・(笑)
鶴見~国道駅間すら短距離なのに、さらにその間に駅があったこと自体ビックリですが、
確かにその跡が電車から確認できます。(無論超ボロいです)
下に続く階段も確認できましたが、高架式ゆえ恐らく地上からはわからないかと思います。
しかし鶴見線はディープです。
今度行った時は、他の駅も取材したいと思います(笑)
投稿情報: けろぼうず | 2010/02/09 00:03
うーん。最高ですね。
ワビ・サビの世界ですね。別の意味で‥
地方でなくこの神奈川にこんなうらびれた駅があるとは‥‥
なくなってします前に一回はいくべき所かみしれませんね。
昔新潟の只見線にのった時もここは日本か?
と思ったけど、それに近いものを感じました。
投稿情報: 双子姉 | 2010/02/09 12:37
双子姉さん、こんばんは。
そうですか、こういうのお好きですか!
因みにウチのカミさんは恐がって、一刻も早く立ち去りたい
という感じでしたよ(笑)
是非一度行ってみて下さい。
昼間行っても暗いですよ。
只見線もなかなかシブいですよね。
昨年オートバイで沿線を走りましたが、電車には会えずじまいでした。
本数少なすぎですね(苦笑)
また今年も行きたいなぁ。
投稿情報: けろぼうず | 2010/02/10 01:52