さて前回の続きです。
牛伏寺を出た一行は、意味もなく平出遺跡など見学しつつ、フラフラと昼飯食う場所を
探しておりました。
無論行き当たりばったりの旅なので、特に当てはありません。
塩尻駅にあった「遺跡そば」の看板に興味を惹かれましたが、何となく怪しげなのでパス。
塩尻の先には本山宿という中山道の宿場町がありました。
街道に沿って古い家屋が並び、その面影を残してはいますが、静かで寂れた雰囲気が漂っています。
友人がここに蕎麦で有名な店があるという情報を仕入れておりましたが、果たしてそのような店は
見つかりません。
「本山そばの里」という標識は確かにあるんだけど、周りは写真の通り田んぼだらけ・・・はて?
よく見たら、ありました。
最初は農具の倉庫かと思いました(笑)
全く飾り気のない建物で、まるでプレハブ?
これじゃ気づきにくいわな。
店の中も非常にシンプルです。
しかし今までの経験で言うと、こういう雰囲気の田舎の蕎麦屋って
例外なく旨いんだよな~期待大♪
何で店の中に枕が・・・?
仮眠用??
あっ、売り物のソバ枕なのね・・・
こんなの蕎麦屋で売っているの初めて見ました。
ということで、盛りそば大盛りと五平餅を所望。
最初に出てきたこのお漬物、まさに田舎のおばあちゃんの手作りそのもの。
マジ旨い・・・
特に緑の菜っ葉?の和え物!
微妙に甘くいくらでもイケそうです。
肝心の蕎麦はかなり細いタイプですが、コシがあり蕎麦の風味満点。
つゆはダシの効いた比較的あっさり系。
とても素朴な感じで、期待通り旨かった!
これは蕎麦の五平餅。
いや~、こんなの初めて食べましたが、メチャウマでした。
大きさも小ぶりで食べやすいです。
これは蕎麦おやき。
友人が頼んだものをチト頂きました。
だって見るからにウマそうじゃないですか!(笑)
大盛り食べた上に、五平餅やおやきなど、既にお腹一杯・・・
いや~満足、満足・・と思っていたら、お店のオバちゃんから大根の煮物の差し入れ!
十分に味の染みた、まさにカンペキの大根煮つけでした。
お腹いっぱいなのに、まだまだ食べれました。
いや~もう限界・・・と思っていたら、さらにオバチャンからデザートが!
栗おやきです。
甘くてとても素朴な味。
コレとても気に入り、お土産にも買っていきました。
しかしまさに今回はそばのフルコースでしたが、ヘンテコな旅を締めくくる
素晴らしいものでした。
ここのお店、是非オススメします。
■本山そばの里 塩尻市宗賀本山4404-4 TEL:0263-54-6371
良いお店をチョイスされましたね♪
美味しくてサービス良くて感じが良いなんて最高です。
それにしてもみんな美味しそうです。
そば殻枕はいかにも手作りですね。純国産!
投稿情報: torapoe | 2010/04/11 21:05
torapoeさん、こんばんは。
ここの蕎麦屋は地元のお母さん方が集まって、ワイワイ楽しんで
お店をやっている印象でした。
楽しみながらお蕎麦作っているだけに、味にもサービスにもそれが
現れてましたね。
本山宿はそば切り発祥の地ということで、そもそもは複数の蕎麦屋
があったんでしょうね。
昔は宿場町として栄えたのでしょうが、今は随分と寂れて、とても静かな
ところでした。
投稿情報: けろぼうず | 2010/04/12 22:04
最高ですね。特に枕。
こういう旅もいいですよね。
食べ歩きではないんですが、いなかでは
のんびりとした、ゆったりとした感じで‥
なかなか味わえない旅でしたね。
投稿情報: 双子姉 | 2010/04/13 12:43
双子姉さん、こんばんは。
枕は、ホント最初は仮眠用かと思いましたよ(笑)
でもソバ殻の枕って最高ですよね。
確かにこういう、特に目的もなくのんびりと行く旅もいいですよね。
ていうか、僕はこういうのばっかりかな?(苦笑)
観光地をあそこも!ここも!とせわしく回るのは苦手なんですよ。
そもそも天邪鬼的性格ですから(笑)
投稿情報: けろぼうず | 2010/04/13 23:55