久し振りの更新となりました。
このところずっと、週末仕事終わってからそのまま旅に出て、ろくに家にも帰らず
車やらオートバイやらで放浪するような生活を続けた結果、GW最後にきてついに
体調を崩し、旅先の宿で寝込んでしまうという失態を犯してしまいました・・・
ということで、ウィルス性胃腸炎というやっかいな病気で、いつお腹が下るか
わからない状態のため、この週末は久し振りにウチでおとなしくしております(苦笑)
皆様も体調管理には十分に注意してくださいネ。
(えっ?毎度遊び呆けているオマエとは違うって? いや確かにその通りです・・・)
チト前置きが長くなりましたが、GW明けの疲れた心と身体を癒すような風景を
お届けしたいと思います。
久し振りの鎌倉、それも私の好きな「苔寺」です。
妙法寺は、数ある鎌倉のお寺の中でも、最も鎌倉らしいお寺さんだと私自身は
一方的に思っているのですが、皆様はどうお感じになるでしょうか。
お散歩で行ったのは実は4月始め頃です。
ちょうど春の花がいろいろと咲き始め、本堂の前にも綺麗な白い花が
咲いてました。
住職の方に花の名前を伺ったのですが、ハテ何だったけかな・・・?(笑)
桜もこの頃ちょうど満開に。
こういうさりげない感じがまたいいなぁ。
境内の様子。
このお寺は全体が緑に覆われているんですよ。
そして奥に行くほど鬱蒼とした雰囲気になります。
赤い山門から、苔の階段が見えます。
やはりこの苔の石段は素晴らしい。
これから梅雨にかけ、この緑もさらに濃くなるでしょう。
手のひらほどの仏様が、岩の中に。
こういうのを見ると、宮崎駿の世界を連想します。
妙法寺は山の斜面に沿って展開しています。
苔の階段の上には、いい感じに寂れた法華堂があります。
このあたりとても静かで、風もいい感じに吹き抜けてとても心地よい。
時間がゆっくり流れていくのを実感できます。
シダの樹まであるんですよ。
上から見る苔の石段もまた素晴らしい。
そしてさらに山の上に上がっていくと、ナンと大塔宮護良親王のお墓があります。
私はこの悲劇の人のことを北方謙三の小説で知りました。
確か「破軍の星」だったかな。小説自体はかなり面白くオススメです。
そして・・・目の前には鎌倉の海が広がっています。
暗い土牢の中に幽閉されていた親王は、今はこのような風景をいつも見ているんですね。
「気持ちいい~!」
誰でもここに来たら背伸びしたくなります。
どうですか、いかにも鎌倉らしいお寺さんだと思いませんか?
ここはなぜか人も少なく、とても落ち着いた気分になります。
鎌倉にお越しの際は、是非足を運んでみてください。
苔寺というだけあって苔むし具合が何とも絶妙ですね。
しかもかなり広そうな境内、ちょっとした探検気分に浸れそう。
そして眺望も良しともなると最高ですね。
それなのに訪れる人が少ないのはどうしてでしょう。
最も、ここが人で溢れてしまったら興ざめですね。
ところでお身体の具合はいかがですか。
実は私も3月の春分の日の頃にウィルス性腸炎で酷い目にあいました。
上から下から、本当に辛かったです。
どうぞお大事になさって下さい。
投稿情報: torapoe | 2010/05/08 13:24
torapoeさん、こんばんは。
写真だとよくわかりませんが、ここのお寺は奥へ奥へと展開していく形です。
どちらかというとコンパクトですが、その中に見所が凝縮されている感じですね。
鬱蒼とした雰囲気もあり、確かに探検的な要素アリですね。
しかしtorapoeさんもウィルス腸炎にやられたのですか!
何か流行っているようですね。
私も上から下からの攻撃&熱で、旅先の宿でヘロヘロになりました。
その翌日オートバイで長躯帰らねばならず、マジやばかったです(苦笑)
結局フラフラになりながらも、なんとか自宅まで帰れましたが。
今は回復度70%というところでしょうか。
まだお腹がゴロゴロいってます。
ご心配頂き恐縮です。
投稿情報: けろぼうず | 2010/05/09 02:32
いいね〜、苔寺。こういう苔むした感じは、時間をかけないとでないからね。
鎌倉はホントにいい所だよね。歴史と伝統があって風景が良くて、
それでいて都会に近くて不便さも無く、住んでみたい街なんだよ〜。(^O^)
投稿情報: ブンカッキー | 2010/05/14 15:34
ブンカッキーさん、どうもです。
妙法寺はホントお勧めですよ。こちらへいらした際は是非。
私も以前鎌倉の江ノ電沿線に住んでいたことがありましたが、すごく
ゆったりとしたリズムの中で生活を送れてましたね。
でも私の中では、やはり広島も最高です。
瀬戸内の明るい雰囲気もあるのかな。
その意味では湘南と似てますね。
海の近くというのは、やはりいいものですね。
投稿情報: けろぼうず | 2010/05/15 03:35