鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたというニュースは、ちょっと前に大々的に
取り上げられていましたから、皆様ご存知かと思います。
ナンと言っても樹齢800年らしいですからね。
確かにその日は風が強く、特に突風がひどかったのを覚えてますが、
800年間台風や大雪に耐えてきた樹が、よりによって今年の春に倒れてしまうとは。
でも倒れたのが人のいない午前4時というところも、何か神がかり的なものを
感じますね。
さてその後大銀杏はどうなったのでしょうか。
ということで、ちょっくら八幡様まで散歩に行って参りました。
途中、たまたま大佛次郎邸が無料公開されていて、「こいつはラッキー♪」と寄ってみました。
のどかな春の日、書斎前にたむろする人々。
ここ茶房なんです。
結構なお手前で・・・
高校の茶道部らしき女子高生から頂きました。
お茶飲みながら、しばしまったり過ごします。
うららかな春の日です。
庭の片隅に放ってあるみたく置かれていた可愛い石像。
さて八幡様に来ましたよ~
さすがに人が多い!
手前が移植された大銀杏の樹です。
そして右がボッキリと折れた根っこの部分。
ボッキリの折れた根の部分からは、グリーンの可愛い芽が出ていました。
しかし樹の生命力はすごいなぁ。
実は倒れてすぐにも見に行ってたんです。
こちら3枚の写真はその時撮ったもの。
樹はボロボロに朽ち果てている印象でした。
でもまだ生きる力を秘めていたのですなぁ。
さてこちらは源平池です。
池には可愛い亀がいっぱいいるのですが、このグロテスクな二コブの
甲羅は・・・そうですスッポンです。
しかもデカイ!
50センチくらいはあります。
悠々と泳ぐ姿は池の主そのものでした。
満開の時は壮観だったでしょう。
もう桜は終わりかけてましたが、それでも綺麗ですね。
散った花びらが池の水面を埋め尽くしています。
真ん中にサギ君がおりますな。
私は勝手に「クワクワ鳥」と呼んどりますが。
散った花びらの中にすっくと立つサギ君。
どことなく風流・・かな?
手持ち最大望遠に挑戦。
こうして見ると、物思いに耽っているようでもあり、
優美にも見えます。
しかしここはいつでも人が大勢来ていますな。
そこで、オススメのところを見つけましたよ。
池の向かい側にある牡丹庭園です。
ここは入場料が要りますが、ぐっと人も減って、ゆっくり花と景色を
楽しむことができます。
庭園にはたくさんの立派な牡丹が咲いています。
中ほどは唯一あった黄色の牡丹。
冒頭の写真も牡丹園のものです。
やはり鶴岡八幡宮は広いだけに、行くとそれなりに楽しめますね。
ゾロゾロと大勢の人に雑じって帰途につきます。
鎌倉駅近くにある「鎌倉珈琲香房」にてお茶。
ここはクリアでコクのある本当に美味しいコーヒーを淹れてくれます。
話し好きのマスターが教えてくれましたが、コーヒー用砂糖を一塊、
混ぜずにそのままコーヒーに入れて飲むといいよとのこと。
そうすると、最後の仕上げに砂糖の甘みが沈殿した部分を味わう形に
なります。
これが結構ハマるんです。
俺はブラック一筋だ!という方、是非お試しを。
■鎌倉珈琲香房 鎌倉市御成町20−8 0467-22-4141
いいですね〜、鶴岡八幡宮。
歴史を肌で感じられるし、落ち着いた風情が良いね!
大銀杏は大きくても中が空洞になってて、実際は弱ってたんだってね。
早く気づいて補強すれば助かったかもね。
新芽が大木になるのに50年??生きてるかな?(^_^;)
投稿情報: ブンカッキー | 2010/05/11 01:43
この前私も言ってきました。
でも私と見る所が違いますね。さすがです。
玉砂利で甥っ子と遊んでました。
あんなお茶屋さんがあるとは‥今度探してみます。
楽しみです。
投稿情報: 双子姉 | 2010/05/11 12:37
ブンカッキーさん、どうもです。
まあ新芽が大木になる頃は、確実にこの世にはいないでしょうね(笑)
惜しむらくは、昨秋黄色く色づいた大銀杏の写真を撮らなかったことですね。
鶴岡八幡宮に行くかどうか迷って、結局他のお寺に行ったんですよ。
こうなるとわかっていれば無論行ってたんだけど・・・
大銀杏のなくなった八幡宮の絵は、やはり寂しいものを感じますね。
投稿情報: けろぼうず | 2010/05/12 00:07
双子姉さん、こんばんは。
いや私もスッポン撮ったりクワクワ鳥を撮ったり、ヘンテコなところ
ばかり見てますよ。
しかしスッポンのデカさには驚いたな~
大佛次郎宅は所謂茶亭が脇にあって、普段は結構な値段らしいです。
その日はたまたま入場無料、お茶と小さなお菓子で500円と、まあ
ラッキーでした。
大佛次郎は友人とか招いて、花見(茶会)とかよくやっていたようですね。
何とも優雅です。
投稿情報: けろぼうず | 2010/05/12 00:14
大銀杏の新芽があんなに!
生きているうちに見られないですが、後世には残せそうで良かったですね~。
毎年、ダイサギやゴイサギの営巣地を見に行くのですが、いかんせん遠過ぎてこんなにアップで撮れたためしがありません。首のところに色の違う羽があるんですね。
大佛邸のあの札は表札だったんですね。ひらがなだったので一瞬「??」となっちゃいました。
牡丹も見事!黄色い牡丹、優美で美しいです♪
銀杏に牡丹に抹茶にサギ、すっぽんと幅広く楽しめるスポットですね。
投稿情報: torapoe | 2010/05/13 12:57
torapoeさん、こんばんは。
ホント樹の生命力はすごいですね。
倒れた後見た時は、ひからびてボロボロで、こりゃ再生は難しいかな
と思っていたのですが。
でもやはり大銀杏のない八幡宮は、本当に寂しい景観となってしまいました。
サギの写真はDA55-300ミリレンズです。
私はこのレンズを全く使いこなせてませんが、懐の広いいいレンズだなと
最近実感しています。値段も安いし、何より軽い。
今後はもっと積極的に使っていきたいですね。
投稿情報: けろぼうず | 2010/05/15 03:46