雷鳥

ナンと、ついに雷鳥に遭遇！

ハイマツの中に白いツガイの雷鳥が、ひっそりと佇んでおりました。

いや～300ミリ望遠持ってきてよかった！

無論手持ちですが、雪面に這い蹲り、ブレないよう構えて夢中で撮りました。

こちらはオスかな。

ハイマツと雪の中で同化している風情です。

アップ！

羽毛でほとんど隠れてますが、目の上の赤い肉冠が見えています。

何となく表情もキリッとして見えます。

こちらはメス。

表情も優しげです。

まだ真っ白ですが、頭の上の毛に一部夏毛が出てきていますね。

可愛いイワヒバリにも出会いました。

こちらもツガイのようです。

ピロピロと鳴きながら、垂直に近い岩の面を吸い付くように
動き回ってました。

夢中で写真を撮っていたら、危うく朝食の時間をやり過ごすところでした。

みくりが池温泉の朝食はバイキング形式です。

大体山小屋系の朝食は、白飯はたっぷりあってもおかずは貧弱なことが多いのですが、
このバイキングは素晴らしかった。

たっぷりエネルギーを蓄えます。

チェックアウト後再び外へ。

先ほど雷鳥がいた場所に行ってみると、まだいてくれました。

オスはガツガツと何か食べてましたが、カメラを向けると
視線が合ったようです。

雷鳥は人を全く怖がりません。

目の上の赤い肉冠が、早朝見た時より目立ってます。

わっ、膨らんだ・・・

こちらはメス。

静かに佇む姿は、優美な印象もありますね。

あれっ、眠いのかな・・・？

あっ、寝た・・・

うつら、うつら・・・

すごく気持ち良さげですね～

とても魅力的なお顔、ありがとうございます。

どうぞそのままにしていて下さい。

私メはこのまま失礼いたします・・・

その後とても満足した気持ちで宿に戻り、美味しいソフトクリームでお茶。

車で信濃大町まで来ていることもあり、帰りの激混みを避けるため早めに上がる
こととしました。

あひる隊長は、昨日あえなく撤退した展望台まで向かっていきました。
さすがのバイタリティです。

今回の室堂行きの印象は、まさにこの写真の通り、青と白の世界でした。

そして雷鳥に出会えたことは何よりラッキー！

本当に感謝、感謝です。

次回は是非夏のシーズンにも来てみたいですね。

Comments

[投稿情報: ブンカッキー]

素晴らしい！

いやいや､行った甲斐が有りましたね！

荷物になるのに300mmを持って行って良かったね。

冬の雷鳥は神秘的ですね〜。気品を感じる白さですね。

今度は夏毛にチャレンジかな？！

[投稿情報: けろぼうず]

ブンカッキーさん、どうもです。

いや～ホント、神奈川より長躯行った甲斐ありましたよ。
自分の中では夢の鳥でしたからね。
感動しましたよ～！

因みに使ったレンズは、ペンタのDA55-300ミリというタイプです。
コレ軽くてコンパクトで、性能の割りに値段もかなり安いという
最近お気に入りのヤツです。
腕もなくまだまだ使いこなせてませんが、これからドンドン使おう
と思ってます。

またご指導下さい～（ブンカッキーさんはニコンだけど・・苦笑）

[投稿情報: あひる]

初めての室堂で雷鳥さんに出会えて良かったですね。
しかも晴天！
普段は天候の悪化とともに現れるのに･･･
（かく言うワタシも、初出会いは風雨の稜線でした）

ウトウトする雷鳥さんの姿もステキです。
鳥好きのココロをくすぐりますね。

これからも色々な季節の姿の雷鳥さんに
出会いに行かれて下さいね。

[投稿情報: けろぼうず]

あひるさん、こんばんは。

いや～ホントあひるさんのお陰ですね。
いつもありがとうございます。

今回は期待しつつも、たぶん出会うのは難しいだろうなぁと
思っておりました。
7羽に出会ったあひるさんにもビックリです。

しかし話には聞いてましたが、ホントに雷鳥は人を怖がらないんですね。
個体数減少が危惧されていますが、何とか無事に、この日本の山深くで
生きていてもらいたいものです。