瑞泉寺はホント久し振りに行きました。
鎌倉の端っこにあるので、なかなか行く機会に恵まれないせいもあるのですが、
行ってみると、やはり風情のあるお寺さんで素晴らしいところだなと実感。
今回は天園ハイキングコース、通称鎌倉アルプスとの合わせワザでお届けします。
ていうか、この組み合わせとてもオススメですね。
どうぞお茶でも飲みながら、まったりとした気分でご覧下さい。
天園ハイキングコースは、建長寺から入って半僧坊経由が一般的かもしれませんが、
これだと建長寺で拝観料を取られてしまうんですよね。
今回は明月院の左側をずっと奥へ進み、明月谷登山口と言われる場所から入りました。
入口にはオープンエアの茶屋があり、すでにまったりムード満点です。
街の中からあっという間にマイナスイオン溢れる森の中に入れるというのが、
鎌倉の大きな魅力ですね。
ひときしり登ると尾根に出ます。
木々の隙間から、横浜方面の街並みが見えます。
この日はランドマークタワーや、遠くは新宿ビル街まで見えました。
森林浴という言葉がピッタリくる、ホント気持ちのイイ山歩きです。
標高157メートルの大平山山頂。
視界が一気に開け爽快です。
そして鎌倉の街と海が見えるんですよね。
いや~気持ちいいなぁ。
ここは昔、六国峠と言われたらしいです。
そしてその奥に、いきなりこのノボリ(笑)
天園峠の茶屋です。
一杯やっていきますか!
峠の茶屋からほどなく行くと、獅子舞との分岐に出ます。
獅子舞は紅葉の名所でまた素晴らしいのですが、今回は瑞泉寺方面ということで
分岐を左へ行きます。
瑞泉寺方面への山道は、他に歩いている人もいなくなり、本当に静かな山歩きとなります。
この道を歩くのは初めてです。
そしていつの間にか瑞泉寺の裏山地域に入ります。
ここで風情のあるお地蔵さんに出会いました。
「貝吹き地蔵」という名札が脇にあります。
新田義貞に敗れた北条の残党が、山に逃げ込んで迷った際、地蔵が現れ
貝を吹いて道を先導したとの由来があり、そのため建立されたとのこと。
鎌倉時代からある由緒あるお地蔵さんと分かりビックリ。
昔はお堂もあったらしいですね。
そしてハイキングコースは終了。
これでも明月谷登山口から3時間近くかかっていますから、
それなりに歩き応えがありますね。
ハイキングコースはちょうど瑞泉寺の裏を通ってきますから、
コース出口から回りこむ形で瑞泉寺の入口へ入ることができます。
しかしこの風情のある石段が素晴らしい。
何か面白い絵ですね。
どちらの階段も瑞泉寺に至ります。
風情のある竹林。
因みに今回のカメラはパナLX3ですが、一定の条件下だと白っぽい色が青紫系に写るようです。
ていうか、前回白馬岳で雨の中ガンガンに使ってからおかしくなったのかな??
まあこの場合はいい感じですが・・・(苦笑)
石段を上がると瑞泉寺山門に至ります。
雰囲気のある案内図。
昭和47年のものですね。
もっと古い絵かと思ったらビミョーに新しいな(笑)
境内は緑が溢れてますね。
本堂に至る道の脇には、芙蓉の花が咲いておりマス。
境内の木々も、いかにもの風格が漂ってますな。
生木でありながら、既に倒木更新状態!
何かスゴイな~
岩盤を削って造られた庭園。
鎌倉時代から残る唯一の庭園とのことです。
およそ飾り気のない庭園は、質素というか独特の雰囲気がアリマス。
夕陽に照らされる、どこもく地蔵堂。
どこもく地蔵なんて変な名前だなと思い、後で調べてみたら面白い由来がありました。
貧しさから逃げ出そうとした堂守の枕元に、ここの地蔵が現れて、「どこも苦、どこも苦」と
諭した?そうです。
どこに行っても苦しかないとは、果てしなく落ち込みそうだな(苦笑)
綺麗な色の秋明菊。
冒頭の彼岸花もそうですが、ここのお寺さんは「花の寺」と言われているだけあり、
いろいろな花が咲いておりました。
とても静かで気持ちも安らぐし、いや~こことても気に入りました。
それぞれの季節ごとに伺ってみたいですね。
帰路、若宮大路にあるどんぶりカフェbowlsでお茶。
このチーズケーキはオススメです。
ここは以前「大仏パフェ」というアイスがガシガシ入ったパフェがあり
お気に入りだったのですが、なぜかメニューからなくなってしまい残念。
いや~しかし今日は歩いたなぁ~
結構疲れました・・・
鎌倉アルプスはバカにはできませんな。
(ていうかテメーの体力が落ちてるんだろ!)
コメント
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