さて尾瀬ツーリングの本編デス。
かぎや旅館に泊まった翌朝、天気はスッキリと晴れ。
宿の人の話だとここ数日は朝方は雨だったということで、あまり期待していなかった
だけに嬉しかった!
朝ごはんをしこたま食べエネルギーを蓄えて、速攻山服に着替えて出発!
宿のある檜枝岐から御池入口までは、オートバイでほんの20分ほどである。
朝の澄んだ空気の中、スピードを上げて突っ切る爽快感は気持ちイイ!の一言。
実はかなり寒いのだが、テンションが上がっているため全く気になりマセン!
御池に到着。
ご覧の通りのピーカンである。
早速準備を整える(といってもライディングシューズをハイキングシューズに替えるくらい)。
今回のコースは、燧裏林道から三条の滝経由で見晴に出て、そこから天候と時間により
燧ケ岳登山か尾瀬沼周って沼山峠行きか決めることにしている。
一応沼山峠からのバスの時間を確認した上で入山。
燧裏林道を歩く。
檜枝岐あたりの状況から少し紅葉には早いかと思っていたが、
さすがに尾瀬は標高が高く、なかなかイイ感じに色づいていた。
このあたりの木道は、車椅子でも通れるよう幅が広く歩きやすい。
それにしてもこのコースは人がいなくて静かだ。
ひんやりした空気、自身の歩く音、風の通る気配・・・
尾瀬に来たことを実感する。
何ともシアワセな気分。
今回のカメラは、一眼のK7でなくコンデジのパナLUMIX-LX3だ。
シーンモードを「風景」にして、オプションで購入したPLフィルターを装着して
撮影してみた。
すると上の写真の通り、実際目で見るより少々ハデな色調になった。
でもPLフィルターは、目に入る反射を除去して本来の色を写すはずなので、
本当はこういう色なのだろう。
(しかしながら実際目で見た感じを尊重すべく、以降の撮影はPLフィルターを
外して行っておりマス)
傾斜湿原の中をゆっくりと歩く。
今回北アルプス登山と迷ったが、尾瀬に来て本当に良かったと思う。
紅葉のシーズンだけど意外なくらいに人は少なく、大自然の中静かに山歩きできる
シアワセを噛み締めることができた。
もし北アルプス登山だったら、こんな余裕はなかっただろうなぁ。
水の流れる音がサラサラと清清しい。
三条の滝。
こちらの音はドドド~ッ!と豪快だ。
いや~しかし迫力あるなぁ。
元湯山荘にて少々休憩。
ここの温泉も一度入ってみたいものだ。
ススキの色が綺麗。
このあたりから、周囲が厚い雲に覆われ始めた。
ただ自分がいる周りには陽が差しており、背景との色の対比が印象的だ。
見晴へ。
弥四郎小屋前にて大休止。
かぎや旅館で作ってもらったお弁当を食べる。
オニギリとオカズ少々のシンプルなものだけど旨かった!
弥四郎小屋の、いかにもの雰囲気のある喫茶店。
食後のコーヒー飲みてぇ~と心底思ったが、結構時間が押しており
泣く泣くあきらめる。
燧ケ岳は完全に暗い雲の中に入ってしまった。
よって疲れる登山は止めて、尾瀬沼方面へ行くことにした。
ということで今回写真が多いので後編に続けマス~
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