ボランティア活動時痛めた右手首が、
その後一週間経っても全く痛みが引かず腫れたままだったので、
チト湯治でも行ってくるかと温泉旅に出かけました。
どうせ行くなら効く温泉へということで、
以前行ってその素晴らしい泉質に感動した「小谷温泉山田旅館」へと向かいました。
いや~ホント、いいお湯でした!
できることなら一週間くらい湯治で宿泊したいな~と
真剣に考えてしまいました(笑)
■PENTAX-K7 & DA35ミリマクロLimited
GWもとうに過ぎていたのに、現地はなんと桜が満開でした。
さすがに山深い北信州です。
以前からまた行ってみたいと思っていたのですが
その距離の遠さからなかなか行く機会に恵まれませんでした。
今回は時間的にも余裕があったため、のんびりとドライブしながらたどり着きました。
ところで冒頭の写真とはガラッと色目が変わって、不思議に思われる方もいるかもしれませんが、
ホワイトモードを変えております。
冒頭の写真は翌朝の風景でモードがCTE(印象色を強調する)モード、
以降の写真は鄙びた雰囲気を出すため日陰モードにて撮影しています。
山田旅館と言えば、大きな魅力の一つがこの木造宿舎。
山田旅館には旧館(本館・新館)と別館がありますが、
泊まるなら断然この旧館をオススメします。
旧館は本館が江戸時代、新館が大正時代に造られたものらしいです。
文化財級の館に泊まれるなんて何たるシアワセ。
そこかしこに赴きのあるディテールがあります。
「ドイツ万国霊泉博覧会出泉」とありますね。
明治時代にドイツで開かれた温泉博覧会に、
日本の4大名湯として(他は草津・別府・登別)紹介されたとのこと。
宿の方が新館3階の角部屋をとってくれてました。
眺めがとてもよい。
和室の部屋は小さく、隣室との境は板塀、廊下との境は襖ととてもシンプル。
歩く音などがギシギシと聞こえるので、神経質な人はイヤかもしれませんが、
天邪鬼な僕はそういうところの方がなぜか落ちつく(苦笑)
さて肝心の温泉について触れておきましょう。
お湯は草津のようないかにも強いものではなく、あたりは柔らかくとても入りやすい。
しかしとても成分の濃いお湯で、浴室内に温泉成分が固まってできた柱が腰掛?に使われているほど。
飲むとかすかに金属味がします。
温泉効能表に注目。
効用に「ヒステリー及び神経衰弱、特に頭部充血の傾向のあるもの」とある。
最近忙しくイライラしがちで怒りやすい方、是非ここの温泉に入りましょう!
因みに僕の右手首ですが、さすがに1泊程度の湯治では治らず、
逆に長時間運転のハンドル操作の影響で悪化?(苦笑)
仕方なく整形外科に行くと「腱鞘炎」とのこと。
すごく痛かった関節注射をしてもらった直後、スッと痛みが消えました。
なんじゃ?って感じ。
やはり変にガマンせず、素直に病院で専門医に診てもらうべきですね。
(*最後の3枚のみ、パナソニックLX3にて撮影)
コメント
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