石巻でのボランティア活動から、先日無事帰ってきました。
行く前は正直不安な部分もありましたが、やはり行ってよかったです。
作業自体は7日間で行き帰り含め9日の日数でしたが、とても中身の濃い
時間を過ごすことができました。
何百人ものボランティアを抱えながら、効率的な運用を行ってくれた
ピースボートスタッフの方々にまず感謝したいですね。
わずか1ヶ月の間に組織体制を作り、大きな事故なく運用を行いながら、
ボランティアが少しでも快適に活動できるよう、いろいろと努力して
くれる姿には頭が下がる思いでした。
現地では6人一組のチームで活動しました。
今回はそのチームメンバーが皆気持ちの良い人ばかりで、本当に良い環境の中で
作業できたなと思っています。
作業自体は、基本的に泥をひたすらかき出し、土嚢に詰めて運ぶことの繰り返し。
完全な肉体作業で、後半にきて右手首が腱鞘炎にはなりましたが(これも情けない…)、
夜10時に寝て翌朝6時に起きるという健全な生活のためか、疲れることもなく元気に作業できました。
あとやはり地元の方々からの感謝の言葉。
自衛隊や警察の方々からの挨拶。
これら一つ一つが力を与えてくれたと思います。
とは言ってもまだまだ復興作業は始まったばかり。
現地に行ってわかりましたが、ボランティアの役割がすごく重要です。
瓦礫撤去など大規模作業は自衛隊、インフラ整備は電気・ガス・公共事業の方々、
警備は各県の警察応援の方々中心ですが、商店や個人宅の清掃作業はそれぞれ
被災者自身で行わざるをえず、特に年老いた方では十分に対応できません。
ようするにボランティアの労働力が必要不可欠な状況です。
なので出来る限り私自身もまた被災地に行くつもりです。
一応生活があるので仕事のメドをつけた上で。
もし今後ボランティアに行きたいという方がいらっしゃったら、単独で行かずに
とりあえず現地で活動実績をあげているNGOやNPO団体に帯同されることをお勧めします。
単独で行く場合も、必ず現地の社会福祉協議会に連絡し状況を確認した上で赴いて下さい。
せっかく現地に行くのなら、ムダなく効率的に動かないともったいないですから。
一応私が参加したNGOピースボートの案内は以下になります。
→ピースボートインフォメーション
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