ちょこちょこと山に登るようになってから、毎年赤岳に登ってます。
ある意味もっとも好きな山の一つかもしれません。
自宅のある神奈川から比較的近いこと、日帰り出来るし3000M近い標高でしっかり登った感があること、
などとまあ理由はいろいろありますが、何と言っても好きなのは、いかにも山のてっぺんだという
その頂上の雰囲気ですね。
いつも出かけると何かと八ヶ岳をいろいろな場所から見ますが、頂上にいると今その主峰にいるんだ
という快感もリアルに味わえます。
ということで今年も赤岳に行ってきました。
八ヶ岳の主たる峰々で唯一登っていない阿弥陀岳を加えたプチ縦走です。
当日朝からふもとは暗い曇りでしたが、登り始めると晴れてきて、とても気持ちのよい登山となりました。
■Panasonic LUMIX-LX3
八ヶ岳の登山道は、どこも深い森の中を歩くという雰囲気があってとてもイイですな。
あと水。
八ヶ岳は水の豊富なところで、歩いていると水のある風景に多く出会いますが、
とても清清しい気持ちになりますね。
今回は美濃戸口から登っています。
行者小屋を過ぎて、文三郎尾根との分岐で阿弥陀岳方面へ。
とても登りやすい登山道です。
するといきなり登山道が土砂崩れでスッパリと消失…
右脇の崖をよじ登りこれを回避しました。
やった!
稜線に出たぞ!
稜線の向こうには権現岳が。
ただし岩峰は雲に隠れてます。
ここから右手にある阿弥陀岳に登ります。
この阿弥陀岳の登りが意外と歯ごたえアリ。
距離はそれほどでもありませんが、なかなかの高度感ある岩登りが続きます。
そして阿弥陀岳山頂到着。
ちょうど円形の台地のような頂きは、360度視界で居心地最高でした。
富士山も雲からしっかり突き出てくれてます。
北アルプス穂高連峰もバッチリです。
横岳、硫黄岳など八ヶ岳の主たる峰々も手に取るように見えています。
山頂にずっといたかったのですが、そうも言っていられないので、
これから前面にド~ンとそびえる赤岳に登ります。
阿弥陀岳を下り、中岳を越え、赤岳にとりつきます。
見通し最高の尾根道とはいえ、ジグザクの登山道はかなりキツかった…
さすが八ヶ岳の主峰。
山頂間近はなかなかに険しい。
そして赤岳登頂!
いや~いつ来ても最高の山頂です。
爽快感抜群!
赤岳頂上小屋にてしばし休憩。
この山荘、中は開放感あってとても居心地いいです。
本日下界はあまり天気が良くなく、山頂も次第にガスに覆われてきました。
そろそろ下山するとしましょう。
地蔵尾根から素直に下っていきます。
前方に大きな岩を担いで下りていく方々が・・・
この先の登山道整備で、石段を作っているそう。
ホントお疲れ様です。
帰途行者小屋より本日歩いたルートを見ます。
右阿弥陀岳より真ん中に中岳、そして左手赤岳です。
日帰りのコースとしてはとても歩き甲斐あり、眺望もよくて最高でした。
そして本日も無事下山できたことに感謝。
今年はあと秋に来るかな。八ヶ岳、いいところです、ホント。
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