さて南八ヶ岳縦走後編です。
天気も最高、時間もたっぷりあるということで、横岳~硫黄岳を廻り
赤岳鉱泉経由で美濃戸に戻るプランに変更しました。
ということで、早速横岳目指して縦走開始です。
因みに今回の山行きはいつものPENTAX-K7は携帯せず、もう一つの小さな相棒機である
コンデジのパナソニックLX3で撮影しています。
まずは赤岳天望荘に向かって一気に駆け下ります。
何かこのまま飛んでいきたい感じですが…(笑)
天望荘にてチトお手洗いを貸して頂き小休止。
いつもここでお手洗い借りてばかりなので、次回は泊まってみたいものです。
で、再び横岳目指して出発。
地蔵尾根に鎮座する可愛いお地蔵様。
登山の無事を祈ります。
横岳はいくつものピークが連続しています。
結構ギザギザの山なのに、何で横岳とかいう名前なのだろう?
因みに北八ヶ岳にも横岳はありますが、こちらはその名の通り、横型のなだらかな
形状のようです。
意外と登りも険しい。
結構せまい尾根です。
左側はすっぱり切れ落ちていますね。
こちらは右手にずっと見えている景色。
右手、ストレートに伸びている杣添尾根。
初めて赤岳登った時は、この尾根筋からでした。
三叉峰山頂にて小休止。
ここにも大勢の登山客がいます。
再び出発。
ちょっとガスが出てきましたね。
横岳(奥の院)山頂が見えてきました。
横岳登頂!
ここでもしばし休憩。
携帯食を補給。
今度は硫黄岳に向けて出発。
因みにこの日は、何十人もの団体登山客が目立ちました。
多い団体は冗談でなく50名くらいいたような。
せまい尾根ですれ違うのは大変です。
ここでも次から次へと登ってくるので、20分は待ったでしょうか(苦笑)
上から下まで続いていますね。
難所「カニの横ばい」。
確かに左側はスッパリ切れ落ちています。
ただ鎖がしっかり付いており、慎重に行けば全く問題ありません。
ここでも団体客に遭遇。
オバチャンたちがビビっちゃって相当待たされて、一緒に待っていた若者と
視線が合い、お互い苦笑。「長いですねぇ」
でもあんまり大勢の団体は、安全が確保できるのか疑問です。
どう見ても、普段運動していないような方も混じってますし。
横岳を下ると次第になだらかに。
山の様相が少しずつ変わってきました。
コマクサだ~!
可愛いなぁ。
硫黄岳山荘が見えてきました。
硫黄岳山荘着。
ここにて大休止、昼食としました。
ゆっくりした後、硫黄岳に向かって再び登り始めます。
点在するケルンに沿って進んでいきます。
大休止の後なので、少々キツイ・・・
振り返ると、皆呼び寄せられる如く登ってきています。
爆裂火口。
さすがの迫力です。
硫黄岳着。
山頂はなだらかでとても広いです。
縦走の目的は無事達成しました。
天気は曇り、相当ガスってきたので早速下山開始。
このあたりの土は赤いですね。
美濃戸口に向かって一気に下ります。
いや~結構飛ばしましたよ(苦笑)
途中何本かの沢筋を渡りました。
樹林帯は蒸し暑く、思わず何回か顔を洗いました。
冷たい水が心地よかった。
無事美濃戸口に到着。
時間はちょうど16時。
さすがに後半は疲れましたが、気持ちよく充実した登山でした。
そして帰途、伝説の大渋滞に巻き込まれるのですが、まあこのハナシはナシ
としましょう(苦笑)
今年は何回登山に行けるかなぁ。
駄文にお付き合い下さり、ありがとうございます。
大きい写真で載せて頂いているので
迫力があってよいですね。
空の青さもスバラシイです。
杣添尾根・・・懐かしい・・・もう5年前になりますね。
景色も少ない単調な尾根でした(笑)
この夏は次はどちらへ・・・?
投稿情報: あひる | 2010/08/17 01:06